「心臓を掴まれるこの演出こそがキャスリン節」ハウス・オブ・ダイナマイト 映画BARシネマーナさんの映画レビュー(感想・評価)
心臓を掴まれるこの演出こそがキャスリン節
個人評価:4.5
世界中が待ちに待ったキャスリン・ビグローの最新作。
ドキュメンタリーの様な手持ちのカメラワークの臨場感は健在。
直接の描写はなく、登場人物の会話劇とカウントダウンで緊迫感を伝える。流石の業である。
This Is Realこれが現実。いつ起きてもおかしくない世界の本当の物語。
「爆薬が詰まった家を建てている」今の地球を表現した恐ろしい比喩である。
過去作のゼロ・ダーク・サーティのジェシカ・チャステインも素晴らしかったが、本作のレベッカ・ファーガソンもキャスリン節にとてもハマったキャスティングである。
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