「そりゃ北からだろう」ハウス・オブ・ダイナマイト bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
そりゃ北からだろう
あらー。レベちゃんそっくりの美人さんが出てるぅ。でもレベちゃんじゃないよねー。って思いながら5分。どっからどー見てもレベちゃん。見終えてからキャスト確認したら、確かにレベッカ・ファーガソンだった。と言うか、Netflixらしい結構な豪華キャストです。
物語は、発射場所特定不可能なICBMの検知から着弾までの18分間を、国家危機管理室や迎撃基地、ペンタゴンと大統領補佐官、NSCやホワイトハウス、などなど。安保会議の出席者の視点から、3回繰り返すというもの。
実態がどんなものかは分からないんですが、無茶苦茶リアリティあります。緊迫感凄いです。手に汗握っちゃいます。
んがんがんが。
このラストで良いんかい?????
結末、不描写です。
ミスター・プレジデントの決断。
着弾の被害。
どっちも不描写w
って事で、大統領の苦悩や、レイブンロックと、アラスカのフォートグリーリーの描写。及び、冒頭の「核兵器を削減すれば世界は平和になる。そんな時代は終わった」と言うテロップ。等から推測するに。
・シカゴは初弾を受け壊滅
・アメリカは報復せず
・追加攻撃も確認されていない
ですかね?
レイブンロックの施設への避難ですが、誘導してるのがPOLICEなんです。警察機構が崩壊せず機能しており、軍が出動していない時点で、全面核戦争へは突入していない。
フォートクリークは実働していないと思われ。新たなICBMが検知されていない状況と推測。初弾を防げなかった事で、悲嘆に暮れてるけど。
大統領は報復すべきか否かを、アフリカ旅行中の奥様に相談しようとします。このチキンに、世界を滅ぼすかもしれない報復核攻撃の決断を下す度胸は無いだろう、って事で。
キャストの豪華さに加え、あえてICBMの実像を登場させない事で恐怖感を引き出す技巧など、見るべき点は多かったと思いますし、なんと言ってもレベちゃんがカッコ良かったw
面白かった。
かなり。
