「張り詰めた緊張と未完の余韻」ハウス・オブ・ダイナマイト haruさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 張り詰めた緊張と未完の余韻

2025年10月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

冒頭から切れ目のない緊張感が続き、全体を通して張り詰めた空気を維持している点は見事。各セクションで責任者の視点を繰り返す構成は、前半では緊迫感を高める効果を発揮しているが、後半になるとやや冗長さが目立つ。
結末を明示しない終わり方は、もし脚本上の意図として設計されたものであるなら、あえて結論を提示しない選択として理解できる。しかし、物語の収束を求める観客にとっては、どこか釈然としない印象を残す。

haru
ノーキッキングさんのコメント
2025年10月30日

共感ありがとうございました。
“覚悟”のない者は大統領になれません。必ず報復するということがアメリカの意思であり、抑止力なのだから。

ノーキッキング