「「ハウス・オブ・ダイナマイト」。この題名は核ミサイルを保有する多く...」ハウス・オブ・ダイナマイト makuさんの映画レビュー(感想・評価)
「ハウス・オブ・ダイナマイト」。この題名は核ミサイルを保有する多く...
「ハウス・オブ・ダイナマイト」。この題名は核ミサイルを保有する多くの国を抱える現代の地球を表現したものからとったもの。ある日1発の核ミサイルがアメリカのシカゴを目標にして出所不明の地点から飛行しているのを米国防省が探知するところから始まる。到達時間は約18分。その間に起きたある3つの視点からの緊迫した様子をとらえたドキュメンタリータッチのキャサリンビグロー監督作品。国防省や兵士たちの緊張感や焦燥感がヒリヒリと伝わってくる描写。最高責任者の大統領の焦りと苦悩の描写が緊迫感を増していた。国防のために最後の手段(報復)をするのかどうか果たして…。ビターなラストだったが嫌いじゃない終わり方だった。何としても核廃絶を訴えていかなければこの映画の二の舞になるかもしれないと恐怖が走ったサスペンス作品。
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