「核攻撃シミュレーション映画」ハウス・オブ・ダイナマイト すーちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
核攻撃シミュレーション映画
ある朝突然、アメリカに核ミサイルが打ち込まれたらホワイトハウス、軍はどう動く?
現実に全く有り得ない話ではなく、固唾を呑んで見守りました。
迎撃ミサイルってあまり精度が高くないことを初めて知りました。
コイントス並の確率で500億ドルか…お高い!
彼の国が支援欲しさにアメリカ相手に核ミサイルをぶっ放すことはない(そこまでアホじゃないはず?)と思いたいですが。
報復攻撃はするも地獄、しないも地獄。
現実のトランプ大統領なら迷うことなく即、報復攻撃しそうで恐ろしい。
核保有国のスタンスについて思うこと。
世界の秩序を守るために核が必要なのはわからなくもないが、抑止力的な使い方ができないならもう核放棄するしかないよね。
使わないための対話ができなくなりつつある昨今。
実際はあんな風に攻撃体制をばっちり備えているし、その時が来たらもう腹括らないといけないのではないでしょうか。
日本は2回も予告なく落とされて、シェルターに避難したり親族に警告する猶予さえなかったのに、あいつらいざ打ち込まれたらあんな風にジタバタするんかい!と(映画だけどね)と思ってしまったわ。。
K.ビグロー監督、相変わらず骨太で終始緊張感を維持する演出はさすが。
元夫のジェームズ・キャメロン監督は現在、広島長崎の原爆映画を製作中のようですが、何か新しい視点で撮ってくれないか期待してしまいます。
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ノーキッキングさんのコメント
2025年10月23日
共感ありがとうございました。
現実には衛星が発射地点を見落とすなんてあり得ない。だから“敵“が必ず判明するし、着弾まで待つこともなく打ち返すでしょう。

