「「プランBはない!」家の中でみんなでダイナマイトを作り続けている現代社会の恐怖 緊迫の19分間!やっぱ映画館で見なきゃ!」ハウス・オブ・ダイナマイト ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
「プランBはない!」家の中でみんなでダイナマイトを作り続けている現代社会の恐怖 緊迫の19分間!やっぱ映画館で見なきゃ!
出所不明のミサイルが’アメリカ本土に向け発射された。
爆発まで19分。
米軍は迎撃ミサイルを発射、着弾地はどこか?報復攻撃の決断の時が迫る。
アメリカらしい前日のスポーツや軽口をたたきながら職場につく人々の日常が一変、ひりつくような緊迫感が描かれる。
なかなか事態が呑み込めず、あたふたするさまがリアル。
さすがのキャスリン・ビグロー監督作!
「プランBはない!」まさか本当?単純すぎません?
実際はいくつも迎撃手段はあるように思いますが。
映画はその同じ19分間を3人の視点で描くので、3回繰り返すと新たな視点から見れるが、やはり冗長で、2,3回目は緊張感がそがれる。
ここは普通に描いたほうが良かったです。
終わり方は…やっぱりそうなりますよね。
しかし、最初のレベッカ・ファーガソンが最高にうまい!
タイトルは大統領が語る寓話から。
家の中でみんなでダイナマイトを作り続けている現代社会。
故意でも事故でも、どこかが爆発してしまったらもうとおしまいなのだ。
抑止力などあったもんじゃない。
本作でも、発射したのがだれかわからないから、すぐに報復できないのがミソ。
NETFLIXで見れるらしいが、やはり映画館で見なきゃ。
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