ハンサム・ガイズのレビュー・感想・評価
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オリジナル要素は良し悪し
原作「タッカーとデイル」は鑑賞済み。
コワモテだけど善人なおじさんたちが、殺人鬼と勘違いされつつ、勝手に周りで人が死んでいくユカイさは原作通り。
死に様はピタゴラスイッチ感が増してファイナルディスティネーションみたいになってましたが、韓国映画らしいエグさは控えめでちょっとさみしい。
オリジナル要素としてオカルトが入っており、これが設定的には某レトロホラーまんまで愉快だし、原作知ってても先が読めない楽しさもあった…のですが、このオカルト、見た目のインパクトはかなり弱いし、テンポもやや悪くなってしまっていて…
痛し痒しでしたねぇ。
こういうのは楽しんだもの勝ち!
笑った。笑った。
直前に見たのが2025ワースト級の虚無だったので、それもあって本当に楽しめました。
人が無惨に死んでるのに、速攻でギャグを入れてくるあのセンス。どんな気分で笑えばいいのさww 最高です!!
細かなツッコミどころは多々あれど、主演コンビの底抜けなハンサムっぷりとヒロインの可憐さ、所長のアホっぷりなど、たっぷり堪能させてもらいました。
あー、楽しかった!
笑えないし、怖くないけど、めちゃくちゃ楽しい。
そのくだらなさを享受し、お嫌いでなければ飲酒のお供にでもな作品
劇場で観た本作のトレーラーに興味を持ち、確認してみるとカナダ映画『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』のリメイクとのこと。私自身の記録上は(配信で)鑑賞済みでしたが正直内容は覚えておらず、観直すことも出来ましたが敢えて忘れたままの状態で劇場鑑賞に至りました。
「くだらない」と言う評価はネガティブな要素と取られることが一般的かと思いますが、こと笑いを目的とした娯楽においてはそれこそが王道であり、それを仕掛ける側にとっては狙い通りでむしろ“誉め言葉”と言えます。その点において、本作はまさにその“くだらなさ”に度々笑わされる大変楽しい一作に仕上がっています。そしてそれは勿論、本作をさも恐ろし気な“スラッシャー映画”と連想させる編集を施したトレーラーも連携することで、“思い込み”や“決めつけ”助長しつつ、それを見事に逆手に取った良く出来た戦略だと感じます。配給のライツキューブさん、グッジョブ。
ただ、この作品を2,000円を払ってまで劇場で観るほどの作品かと問われればそこまでとは言えず(ちなみに私はリピーター割引を利用)、夜中に酒を飲みながら配信で観れば十分に満足するレベルというのが正直なところ。殆どが個性豊かなキャラクター性に頼っていてストーリーそのものは緩く、殺人をもたらすアレコレも全般キレはないため生死の判断さえも迷う。ま、それ自体も“思い込み”を利用していると言える展開もありますし、スプラッターではない(確かオリジナルはそっちだったような…)のである程度はしょうがないかとも思います。或いは、いい点がないかと言えば勿論そんなことはなく、クライマックスでのギア遣いとその段取りには工夫を感じますし、何はともあれ仲良し中年2人組・ジェピル(イ・ソンミン)とサング(イ・ヒジュン)、そして彼らと2度にわたって遭遇して混乱を起こすトリガー役となる本作のヒロイン・女子大生のミナ(コン・スンヨン)等の絡みは、絶妙にふざけていてついつい笑ってしまいます。
ま、本作はホラー映画シチュエーションを利用しつつも、ジャンルとしてはあくまで“コメディ”。その点では細かい点にケチをつけるのは野暮だと言うことも解ります。と言うことで、単純にゲラゲラ笑って観られる“くだらなさ”こそが本作の本質。怖いのが苦手な方も、是非ビールなど好きなお酒と共に如何でしょうか。
ハンサム・ガイズ(映画の記憶2025/10/5)
韓国版タッカーとデイルということで本家を超える自信があるのかと思ったが、個人的にはがっかり。
本家との違いは韓国コメディが好きかどうか、グロさ薄めに変更。逆を返せばホラーが苦手な人用に修正された感じなので、本家が観れない人が観るにはオススメか。音びっくりはあるから、苦手な人はお気をつけを。
近しいシーンはあるが、一応変えたりしていた。あと無駄説明変数をあえて追加したり。
この題材をあえてこの作りで作り直す必要があったのかは疑問。一応ストーリー的にはまとまってるというフォローをしておく。
そもそも本家も評価(6点くらい)そこまで高くないので、個人的には劣化版評価。ホラーが好物な方には本家推し。
(個人的評価5点/10点中)
70点ぐらい。オリジナルと比較
『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』のリメイクだと知って、オリジナルを未観の状態で観ました。
このレビューを書く前にオリジナルも観たので、オリジナルと比較して書いていきます。
オリジナルと比べると、ホラー度アップ、コメディ度アップ、ハートウォーミング度アップ、オリジナルの88分から101分に13分長くなってる。
コッチのリメイクの方が好きです。
あとからオリジナル観たら物足りなかった(笑)
ただ途中からダレたので(特に終盤から)15分ぐらい切った方がいい、オリジナルと同じくらいの長さがいいと思う。
オリジナルと同じく、有名ホラー映画のオマージュが入ってます。
ホラーってより、笑えてハートウォーミングな気持ちになれます。
僕みたいにオリジナル未観で観ても問題ないし、けっこうオススメです。
カ〜ス〜!
強盗姿で銀行に預金しに行くあの2人
スマホ、カメラ付きの電話なのか電話付きのカメラなのか、と同じ様にこの作品、コメディー付きのホラーなのかホラー付きのコメディーなのか、を思いながら観てました。どちらの要素も強く今だに悩んでます。残虐なシーンも笑います。こんなん初めてです。そうか、月亭方正、韓国映画に進出ですか。あの悪魔役で。知りませんでした。まあ、爆笑のジェットコースターホラー?コメディー?映画でした。
悪魔要素いる?
笑えるホラー映画
グロい所もあるが笑える
自称タフガイのジェピルとセクシーガイのサングは、森の奥深くにある古い建物に引っ越してきた。2人はいかにハンサムかを褒め合っているが、実際にはその強面ぶりから周囲の人々に不審者だと疑われていた。2人は、ようやく手に入れたマイホームでの新たな生活に幸せをかみしめていた。ところが、その幸せもつかの間、近くの湖で溺れかけた大学生ミナを助けようとしたことで、殺人鬼に間違えられ、彼らを殺人鬼だと信じ込んだミナの友人たちに襲われてしまった。さらに、家の地下室に封じられていたヤギの悪霊が目を覚まし、
韓国映画にしては面白いストーリーだと思ってたら、カナダ映画のリメイクとは・・・、なんだ、という感想。
最近、リメイクの韓国映画をよく観る気がする。韓国オリジナルでも面白い作品を期待します。
次々に不運に死んでいく学生、不運が重なり気の毒でグロかったが、そこが面白かった。
ジェピル役のイ・ソンミンとサング役のイ・ヒジュンとも顔芸含め行動は優しくてギャップが面白かった。
女子大生ミナ役のコン・スンヨンは可愛かった。
全体通して笑える。面白かった。
【”悪人面だが、心はハンサム!そして黒山羊の呪い。”今作はオカルト&スラッシャーホラー&ヒューマンドラマをシャッフルしたクスクス笑えるコメディ映画なのである。人を顔で判断しちゃ駄目だよね!】
いやあ、今作、予想通り面白かったっす。
何よりも、山奥の元アメリカ宣教師の家に引っ越して来た大工の師弟コンビ(ナント!名優イ・ソンミン&イ・ヒジュン)の見た目と、心根の優しさのギャップが凄すぎるのである。
あの悪人面では、そりゃあ、警官も勘違いするよなあ。
それにしても、金持ちおぼっちゃま及びお連れの連中のマア、酷い事と言ったら。車で黒山羊を撥ねてもそのまま、走り去ってしまうしなあ。一人、ミナ(コン・スンヨン)だけ、良い子なんだなあ。
元アメリカ宣教師の家が、曰く付きの悪魔祓いをしていた家という設定や、おぼっちゃま及びお連れの連中が酷い目に遭うスラッシャーシーンも、可笑しくって”天誅だろ!”って思っちゃったしなあ。
大工の師弟コンビのDIY器具が、絶妙に怖くって、”その使い方は間違ってます!”てなシーンもテンコ盛りで、クスクス笑ったなあ。
<今作は、オカルト&スラッシャーホラー&サスペンス&ヒューマンドラマをシャッフルしたクスクス笑えるホラーコメディ映画なのである。>
面白かったけど悪魔の設定いる?
【残念だが元祖の足元にも及ばない】
本作はカナダのホラー・コメディ映画「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」(原題:Tucker and Dale vs Evil、監督:イーライ・クレイグ、公開:2011年)のリメイク作品で、韓国ナム・ドンヒョプ監督の長編映画デビュー作品だそうです。
元祖(2011)の大ファンなので気になり鑑賞しましたが、残念ながら観て後悔。まず、一番気になったのが”セクシーガイ” サング ( イ・ヒジュン)のキャラ。元祖の方のデイル(タイラー・ラビン)は劣等感の塊のデブキャラで、気は優しくて力持ち、気が弱いけど大変優しい男、ルックスだめだけど記憶力抜群な善良おっさんの設定でぴったりでした。本作のサングは顔が怖いしムキムキマッチョでお人好し感がありません。”タフガイ” ジェピルとキャラが被ってしまっています。ふたりとも凶悪顔のマッチョの善人となってしまいました。
あと、音楽もダサいしギャグも滑りまくりで既視感のある事故死シーン以外、笑いどころがありません。取ってつけたような悪魔祓い設定も蛇足です。安易なホラーに逃げず、もっと韓国の現代社会のリアルな問題や人物の内面を掘り下げたほうがよかったのでは。一体なんのためにリメイクしたのか、まったく理解できません。
言うほどブサイクか?
2025年劇場鑑賞268本目。
エンドロール後映像無し。
山小屋の男2人が殺人鬼と間違われると聞いて、あれ、そんな映画あったよな、と思ったらやっぱりリメイクでした。ただ気になってはいたけど未見でしたので楽しみに鑑賞。
イケメンとお互い思っているが見た目から犯罪者と思われる気のいい2人が、殺人鬼と勘違いされるというコメディなのですが、正直この2人が全然殺人鬼にもブサイクにも見えないんですよね。ユ・ヘジンならまだブサイク枠でイケたと思うのですが・・・。
ただ、何もしてない、もしくはいい事をしても見た目で誤解される、というのがこの作品の大前提になってしまっているので、もうそこは受け入れないとこの映画楽しめないです。減点するのはそこかなぁ。話自体は気のいい2人に優しい気持ちになって人が死んでいくのを観てました(笑)
スズメバチは針を残しません
湖畔の村に移住して来た悪人顔のオッサン2人組が、DQN学生たちと悪魔に襲撃される話。
タッカーとデイルは何とな〜くのあらすじ程度しか憶えていない状況で鑑賞。
村の別荘に遊びに行くDQNたちと移住先の家に行くオッサンたちが買い出し中に遭遇し、軽いトラブルになって始まって行く。
映画でのK国の若者の画かれ方としては、ある意味平常運転ぐらいのDQN程度な若者たちに、やはり普通ぐらいのポンコツっぷりな偏見警察、そしてほんのり悪徳不動産と普通どころか寧ろ良い人なオッサンたちをみせていき、ドタバタドタバタな前半。
愉しげな空気感ではあるけれど、ちょっと笑いのセンスがベタ過ぎて、自分的には笑いには繋がらず少々冗長気味(´・ω・`)
いよいよピタゴラ的な事態が始まって面白さはマシマシになってきたけれど、こうなると最早バフォメットは蛇足の様な…。
とはいえ中盤以降は愉しかったからまあいいか。
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