ロング・ブライト・リバーのレビュー・感想・評価
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婦人警官ミッキー
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リズ・ムーアの警察小説「ロング・ブライト・リバー」のNBCUniversal のテレビドラマ、全八話。タイトルのLong Bright Riverは、ビクトリア朝時代の有名な詩人アルフレッド・テニスン男爵の「The Lotos-eaters」に出てくる一節だそうで時代とジャンルは離れているものの、詩と小説は 「過酷な現実からの逃避の破滅的な魅力」というテーマの繋がり、対照的な物語、そして独特のスタイルを共有しているそうです。
フィラデルフィアのケンジントンという犯罪多発地帯で働く婦人警官ミッキーは小学生の息子トーマスと暮らすシングルマザー、トーマスを学校に送る車の中でリストのファウスト交響曲がかかり、ファウストが悪魔に魂を売った逸話を母が語り、人生で大事なのは選択だと息子に教えます。トーマスはお利口で弱い人を助けたいと、よくできた小学生でした。
街で次々と娼婦の遺体発見、どうせ麻薬の過剰摂取だろうと警察の上司は捜査する気が無いようだがミッキーは殺人と疑う、知り合いの観察官に死因を尋ね3人の被害者はいずれもインスリンの過剰投与、糖尿病患者ではないし奇妙な殺人事件と捜査開始、一方、疎遠な妹ケイシーの消息、安否も気になるミッキーでした。観たのは全8話の一話なのでほんの序の口、殺人事件の真相と麻薬取引の関係、警察内部の腐敗が8話で明らかになる。果たして、真犯人の正体は誰なのか?ミッキーとケイシーの姉妹の運命は?・・。
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