「涙無しでは見れない…」Aqours Documentary トシさんの映画レビュー(感想・評価)
涙無しでは見れない…
見てきました。
正直な感想をまず一言で言うと「辛くなった」というのが本音です。
自分は仕事や仕事による生活サイクルの都合で遠方のライブに行けない人間なのでライブブルーレイをほぼ全て持っていて自宅鑑賞していますが、その裏側でこんなことが起こってたのかとか皆こんな気持ちでいたのかとかを初めて知り、辛くなったと同時に所詮表側しか見ていなかったのだと恥ずかしくもなりました。
また、映画内で諏訪さんが仰っていた「サンシャイン(Aqours)があるからμ'sが終わった」という部分が自分のことを言われているようで本当に申し訳ない気持ちにもなりました。
ファンの方はご存知だとは思いますが状況としてはμ'sのファイナルライブ前にAqoursが発足して発表されたというタイミングの問題はあるかもしれませんが、自分もそう思っていてサンシャインなんて絶対見ない!と思っていた一人でした。
ただ、μ'sが終わることになりどうせなら見てみようと思い見てみたら無印と全体的には同じような流れ(廃校を阻止する)はありつつもキャラ設定の作り込みもあり、かれこれアニメ放映より10年も好きな作品になりました。
また、ほとんどのライブで円陣を組んでいなかったことも驚きでした。
杏ちゃんが円陣組まないと決めてしまうほどそれぞれのメンバーと一体になれなかった感覚とか他にもいろいろな葛藤や迷いがあったというところも見ててすごく辛くなったし「みんながセンターと言うけれど」とメンバーがインタビューで言っていたけれど伊波杏樹という存在がAqoursを率いる原動力であったということも改めて認識し、どれだけセンターとして自分を鼓舞して真面目に取り組んできたのだろうと「感心」という言葉では足りないくらいすごい人なんだなと思ってしまい心から労いの言葉を伝えたくなりました。
そしてそれぞれのインタビューを見ていて共感できるところも多く「最初は皆逆境の中で辛かっただろうな…」とも考えてしまい男ながら涙が止まりませんでした。
フィナーレが終わったところで流す内容ではないとも思いもしましたが、これはこれでファンとして見れて良かったなと思うこともできました。
見ていて辛くなるところもたくさんあるかと思いますが、ファン歴が長ければ長いほど見れて良かったと思える内容だと思うのでAqoursが少しでも好きな方にはぜひ見てほしいです。
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