「きついけど面白い」Aqours Documentary タルタルさんの映画レビュー(感想・評価)
きついけど面白い
仲間や沼津との絆で感動みたいなよくある映画なんだろうなーと見てみたら、予想外にバラバラな内情を赤裸々に描いたドキュメンタリーだった。
情報として価値があったし面白かった。
まあ面白かったと気軽に言えるのも、実際のフィナーレライブがケガもミスもなく無事成功したからであり、特にきんちゃんは直前まであんなパニック障害で苦しみながら本番では未ホラ含めしっかりやり切ったのは、ほんまお疲れ様と言いたい。
身も蓋もないことを言えばアニメあってのキャストであって、劇場版再現の5thが終わった時点で役目は終わっていた。実際μ'sはそこでファイナルだったのだし。
その後も活動を引っ張るというのは、どこかで歪みも出てくるものなのだろう。
とはいえ「あがいてあがいてあがきまくる」というのもアニメの再現ではあるし、楽しませてもらったことも多いので延命が悪かったとは言わない。
幻ヨハとかいう虚無アニメのせいでだいぶ冷めはしたけど、今回の内容だと幻ヨハがヒットしててもやはり10年で終わっていたのだろうな。
きつい内容も多いが、一日駅長のところはほっこりしたし、あんしゅかが重い話をしてる隣でベルーナに入ってきた虫を追っ払ってる逢田さんには笑った。
AZALEA2ndに行ってBDも買った身としては、ありしゃとすわわの話も聞きたかったけど、2時間の尺では取捨選択は仕方ない。語らず行動で示すのもあの2人らしい気もするし。
余談。つま恋中止で完全に心が折れたというシーンを受けて、Xでは再び川勝知事を叩く声が見られるけど、開催してたら首都圏や近畿圏からウィルス持ちが静岡に大勢行ってたわけで、中止させるに決まってんだろ。
こっちも使わないグッズを抱えて泣く泣くホテルをキャンセルしたが、さすがに現地の人の健康よりライブを優先しろなどとは口が裂けても言えない。
ただただ運がなかった。
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