シークレット・メロディのレビュー・感想・評価
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台湾版見てみようかな
2025年9月21日
映画 #シークレット・メロディ (2025年)鑑賞
天才ピアニストが静養のために戻った韓国の音楽大学で美しい曲を奏でる女性と出会う
ラブストーリーにミステリアスなスパイスを加えた作品。クラシック音楽好きな方にはオススメです
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
正規の公開日には本命枠か(オンライン試写会はすべてネタバレ扱い)
今年189本目(合計1,730本目/今月(2025年9月度)8本目)。
fansvoiceさまのご厚意で早く見ることができました(オンライン試写会)。ありがとうございます。なお、この映画はストーリー的にSNSやこのような評価サイトで「このことは書かないで」というところが数か所ありますので、ネタバレありにおいてもそれらは全て外します。
ここの説明にもある通り、台湾映画(のちに日本映画としてもリメイクされた)の「言えない秘密」の再リメイクにもあたり、その意味でストーリーが似た部分があります。ただ、この映画は意外な展開を見せるところがさすが韓国映画はすごいな、といったところですね。
いわゆるラブストーリーにあたりますが、とはいえ韓国映画のそのジャンルなので、日本映画でいうところのちぎら君みたいな展開にはほぼならず(そもそもジャンル違い)、純粋にラブコメもので見る立場もおススメです。また、当然、上記に書いた通りリメイク版という扱いなので、もうVODにはなったようですが、過去作品を見ていると有利かな?といったところです。
ややこれらの作品(リメイク前、原作ほか)と比べて、音楽について詳しい知識を視聴者に要求する部分があり、和音展開やコードネーム(和音)の展開(根音/ルートなど)がないと理解に詰むセリフがいくつかあります。和音展開の話なので、ピアノ経験者が最も有利で、エレクトーンでも何とか理解は可能です(私はエレクトーンでした)。演奏グレードがどうこうというより、音大(には行ったことがないけれど)の楽譜理論で習うのではなかろうかというような、学問的な話がちらほら出るので(趣味の範囲では、和音展開というものがある、根音という概念があるということは習っても、それ以上のことは学習しない。もちろん、指導者グレードだと話は別?)、そこである程度よくわからないところが出てくるのが厳しいかな(音大生の方には常識なのでしょうが)といったところです。
なお、韓国映画であり、街中の看板ほかに一部日本語字幕がないところがありますが、それは作品に関係しない部分です(ここで引っ掛けるような部分は存在しない。これがあると採点幅に多少関係する)。
上述の通り、「これは書かないで」という点がいくつかありますので、それらは採点対象から除外した上で以下まで考慮しました。
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(減点0.3/楽譜や音楽についてある程度の知識がないと理解が難しくなる)
もっとも、本作もリメイク前の作品も程度の差はあってもそうなのですが、小中学校(便宜上、高校も)の音楽では、そこまでの扱いはしないので(和音理論などどこにも出てこない)、やや難易度が高く、補助字幕があっても良かったかな、といったところです。
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