偽りなき日々
配信開始日:2025年7月31日
解説・あらすじ
Netflixで2025年7月31日から配信。
2025年製作/122分/スウェーデン
原題または英題:Ett arligt liv
配信:Netflix
配信開始日:2025年7月31日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ミカエル・マルシメーン
- 製作
- アンナ・アントニー
- 原作
- ヨアキム・サンデル
- 脚本
- リン・ゴットフリドソン
- 撮影
- ジョー・メイプルス
- 編集
- クリストファー・ノルディン
配信開始日:2025年7月31日
Netflixで2025年7月31日から配信。
2025年製作/122分/スウェーデン
原題または英題:Ett arligt liv
配信:Netflix
配信開始日:2025年7月31日
スウェーデン式モラトリアムなクソガキのお話。
スウェーデンと言えば、クリスティーナ・リンドバーグ
その程度の映画ダネ。
北欧ってかなり有色系多いけどね。
ポリティカルなグループには哲学はほぼ無い。
概念を払拭するから運動がある。従って、観念論で終わる屁理屈は時間の浪費かもしれない。
貧困や格差は行動と運動で始まる。多分、
EU加入おめでとう記念だろうね。
後1時間。
どちらの階層もパーティーばかり。
犯罪者をアナーキストとして描ける。さすがストックホルム症候群のお国。
冒頭の〈誰でもない、何でもない〉
主旨はおもしろいシークエンスなのに、
観客に明快に伝わっているだろうか。
他にも興味をそそられるシークエンスを幾つも提示するものの、
それらが観客に明快に伝わっているだろうか。
個々のカットで具体的に何を伝えたいのかが曖昧で、
焦点が絞り切れていない印象を受ける。
こういう作品に多いのは登場人物の背景を説明する小道具(聴いている音楽、本棚の書籍、壁の絵など)が、
物語と乖離し、単なる記号として浮いてしまっているケースだ。
シナリオに有機的に馴染んでおらず、
作り手の主張と物語の筋が噛み合っていないのだ。
当然、観客は登場人物の内面に深く共感することが難しくなる。
本作が目指しているのは、
現実の不条理とか、
論理よりも感情とか、
机の上で勉強するより、
書を捨てて街に出て感じることの重要さ、
なのかもしれない。
しかし、
その意図を達成するには、
観客の感情に訴えかけるための具体的な主人公の描写が不可欠だ。
ただ小道具を提示するだけでなく、
イギー・ポップやジャニス・ジョップリンに頼ることなく、
登場人物の感情や行動にどのように影響を与えているのかを、
雰囲気ばかりではなく明確な映像表現で感じ取りたい。
「二十歳の原点」を見直してみる。
大学生らしい思索や、青い知的な会話を期待したのですが、そんなものは無かったです。また移民を入れ過ぎた結果、スウェーデンは欧州で一番、銃撃の絶えない国になったそうですが、その様な時事的要素も入れて欲しかったです。