「このような「調査報道」番組や映画が観たい。」揺さぶられる正義 羅生門さんの映画レビュー(感想・評価)
このような「調査報道」番組や映画が観たい。
とてもスリリングでしっかりした構成、見事な作品でした。若干、情緒的な家族の抱擁シーンなどが長く感じましたが、許容範囲でしょう。反対派の医師などもキチンと判決後もインタビューに答えていて立派でした。無理は承知で言うと、検察側の役人の意見も聞いてみたかったですね。昨年の「正義の行方」も力作だったが、最近は眉唾のドキュメンタリー映画も多い。自分たちの原罪に無自覚な東海テレビの「さよならテレビ」や扱うテーマとSEほかで茶化しまくりの演出が鼻につくチューリップテレビの「はりぼて」、テレビマンユニオンの「ヒポクラテスの盲点」はこれを見て勉強して欲しい。「WHO?」の監督は、ドキュメンタリー風は断念してそれまでのエンタメ路線で啓発して欲しい。
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