ワン・バトル・アフター・アナザーのレビュー・感想・評価
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ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作
マグノリア(1999)以来、久し振りの劇場観賞
アンダーソン監督は難解な作品が多いが今作は割ととっつきやすい
とにかく男優陣の演技が凄く良かった
レオナルド・ディカプリオはジャック・ニコルソンに次ぐ名優だと思う
ショーン・ペンの若い頃の演技が好きだったのだが今作は難しい役どころを渋く演じている
ただもっと卑劣で冷酷さが欲しかった
ベニチオ・デル・トロが演じたセンセイは有能だった
今作で一番光っていたと思う
演出では射撃シーンが何回か出てくるのだが当たったように見せかけて実は…というのが多くもっとわかりやすくして欲しかったかな
ちょっと情けないレオ様
ワンハリを思い出しますね。
ペルフィディアのゲラップ調教からはじまって
いや、これはどういう癖の映画なの…?ってなる
ロックジョーは変態だけどそれが妙に魅力的。
いや、キモイんだけども。
あと007のダニエル・クレイグに似てる、、よね?
欲情と愛と支配欲がごちゃまぜだから花束もって迎えに行っちゃうし、DNA検査しながら変に父親ヅラした挙句に罵るし、前髪にツバつけるし、汚れ役は賞金稼ぎに押し付けるし、なかなか死なないし、ほんとにひどい(褒め)。
ウィラ役のチェイス・インフィニティが可愛い。長編映画は初とか。これから楽しみですね。
テヤナテイラーもですが、アフリカ系の手足の長さと、筋肉質な肉体がうつくしかった。日本人はああいうプリケツにはなれないね。
PTA(って略し方はどうなの?!)作品にしてはシンプルなストーリーで楽しかった。移民がモチーフではあるけど、特に何かを解決するわけではない。すったもんだの末に何も成し遂げてないパパと、自己解決した娘の親子愛に収束。
あの、センセイって何者なんでしょ。
デカプリオがのびのびと演技しているような気がしました。本気で泣いた...
みんなイカれててついていけなかった。
最後綺麗にまとめなくても
面白くなかったわけではないけど、私はハマりきれなかった… 普段アク...
面白くなかったわけではないけど、私はハマりきれなかった…
普段アクション映画も好んで見ないし、PTA作品も未履修だからかな〜とずっとモヤモヤ考えてたんだけど、
いまいち盛り上がる場所が分からなかったのと、下品さがあまり好みじゃなかったのもあるけど、登場人物にあまり魅力を感じられなかったからかも…
男性キャラはろくでもなかったり、変態だったり、狂気的だったり、そこが滑稽さになってるのは分かったし、踏んだり蹴ったりで右往左往するディカプリオを見る楽しさはあったけれども、
女性キャラに関してはちょっとご都合主義では…と引っかかってしまい、高揚感を感じるほどは楽しめなかったのかも…
演じてる俳優さんたちは良かった
優れた脚本と監督に演技派の豪華俳優陣、癖になるのも頷けます。
3時間近い上映時間にも関わらず長さを全く感じさせず、あっという間に感じるくらい没入感があるのですが、内容はひたすら直線的に突っ走っていく特に捻りもない単純明快なストーリーです。正直、この物語を語るだけなら90分でも十分なくらいです。にも拘らず、この作品が面白いと感じるのは、豪華俳優陣を光らせるための細かいプロットが秀逸であるところです。つまり脚本が優れているのです。演技派と言われる豪華俳優陣が沢山出演しております。ディカプリオ、ショーン・ペンにベニチオ・デル・トロ等々、一人一人の演技がとても印象に残ります。先ず、ディカプリオは流石ですね。彼が出演しているだけで作品の質が向上する感じすらします。元革命家で娘想いの憎めないダメ親父の役ですが、そもそも心根が優しいのか、ジャックニコルソンのような強面の風貌であっても人の良さが出るようで、まだ実際に結婚はされていないと思いますが、ジャンキーで自堕落な生活を送っていて情けない姿ではあるものの、不器用ながら必死に助けようとする娘愛に溢れる良きパパ感が滲み出ていました。電話で革命家の同僚とやり合うところは真骨頂でしょう。タランティーノ作品のようなテイストが出てましたね。演じる俳優からすると溜まらない設定ということになると思います。演じていて楽しかったと思いますよ。次にショーン・ペンですが、演技派でありながら、ここ最近のシリアスな役柄だと彼のカリスマ性が封印されているようで、良さを殺している感が否めないと常々勝手に思っておりましたが、今回の役は“ロックジョー大佐”名前から最高ですね。彼がデビューしたての頃に出演した『初体験/リッジモント・ハイ』という作品で能天気でドラッグ好きな兄ちゃんを演じてましたが、何とも惚けた感じで印象に残る魅力的な役柄でした。その頃を思い起こさせるような憎めない変態警官をカリスマ性のある演技で魅せてくれます。ベニチオ・デル・トロは相変わらずカッコいい。とは言え今回は空手を教えるプエルトリコ人(スペイン人?)師範役で“ 呼吸が足りない”とか言って笑っちゃいました。不法移民を手助けする隠れ蓑としては確かに最適な設定かも知れません。脇役とは言え強烈な印象を残します。テヤナ・テイラーは元々アーティストですから、存在自体にカリスマ性があります。そして、娘役のチェイス・インフィニティのナチュラルな演技にはとても引き込まれましたね。良い女優さんだと思いましたよ。あと、俳優の名前は分かりませんが、尋問する警官役の方も印象深い演技で上手かったと思います。優れた脚本に優れた演出家(監督)、この監督の作品をしっかりと鑑賞したのは本作とゼアウィルビーブラッドとザマスターの3作品だけなのですが、演者の魅力を引き出す手腕が素晴らしい。俳優がこの監督の作品に出たがるのも頷けます。前文にも書きましたが内容は単純明快な群像劇にも似たクライムアクションハートフルコメディなのですが、移民問題や人種差別などシリアスな社会問題の要素も含んでおり、実際、作中の「クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブ」のエピソードなどにもある、保守的な考え方に対する露骨な表現の仕方が保守派政治家から批判が出るくらいです。本作はリベラル志向の要素を含みつつも、“これは映画だから真剣にならないでね”という、監督の惚けた感じも見え隠れします。私なりの解釈としては、クウェンティンタランティーノ監督はエッジが立ってカッコ良さがあるのですが、ポール・トーマス・アンダーソン監督はシリアスなテーマを扱っていても温かみと丸みを感じさせてくれますね。リアリティに惚けたテイストを絶妙にブレンドさせる独特な作風です。稀有な映画監督だと思いますよ。
アメリカならありそうな話
夢の中の革命
翔んで埼玉?! ブラック増し増し? ★2.7
アメリカでの、この映画の位置づけは何だろう?
監督インタビューなど観てないが、そもそも、どういう方向性の作品なのでしょうね。
私的に見終わった感じは表題の通り「翔んで埼玉(大人向けブラック増し増し)」でした。翔んで埼玉を外国の人が観たら、なんか凄い闘争のヒューマンドラマだと思ったりして・・・?
違う見方をするなら「バッファロー66」的な、観た人に、時流に全く乗らないのに時流に乗った感を持たせるという不思議な映画なのかな。
映像 ★★★ 古臭い感ありながら古臭くない→良い
音 ★★★ 印象深さはないが全編に渡り良い
物語 ★★★ うーむ
役者 ★★★ 配役は抜群、演技も良いが、絶賛とは全くならない
編集 ★★★ ダレそうでダレさせない巧みさ
粗さ ★★★ ありまくりだけど全く気にならない
総合 ★2.7
ツマラナイ訳ではなかったが、何の映画を観たのか???でした。高評価にはならない。日本人にはハマりが悪い映画かなとは思うところ。
また、性的・人間的なド変態さの描き方も、男性にしか分からないよな気もする。とりあえず、まともな人のデートムービーとしてチョイスしてはいけないのかなと・・・。
エンドロールでの日本人らしき人探し
GORO KOYAMAさんを見つけました。役割まで見切れませんでしたが、調べると効果音系のプロ。砂の惑星とかも関わっている。
映画の主役って?
あっという間の162分だが…
ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作ということと、ずいぶん前評判が高いようだったので、劇場にて鑑賞。
題名の通り、まさにめくるめくバトルの連続で音楽や映像等もテンポ良く展開され、あっという間の162分ではあったのだが、今ひとつ期待通りだったとは言い切れないのが正直なところ。こういうジャンルを好きで観ておいてなんだが、ショーン・ペンの怪演が濃すぎて終始ザワザワしてしまったことと、全体的に何となく苦手なバイオレンスさに感じたのかもしれない。
でも、ディカプリオのお父さんぶりは好感持てたし、登り下りのカーチェイスは目が眩むほどのど迫力でじゅうぶんな観どころになっていたと思う。
本年度のアカデミー賞で、どれほどの評価を受けるものかが実に興味深い作品だ。
闘争&逃走エンタティメント
権力と闘う闘争劇、追っ手から逃げる逃走劇、こうした息をつかせぬエンタメと移民問題、人種差別問題を絶妙に融合した社会派エンターティメント。上映時間3時間弱あるが息つく暇を与えない圧巻の映画だ。
ボブ(レオナルド・ディカプリオ)とパートナーのペルフィディア(テヤナ・テイラー)はレジスタンスの仲間たちと移民を排除しようとする軍隊にも武器を手にし、闘いに明け暮れる革命の士。だが、ペルフィディアは捕えられ、軍人のロックジョー(ショーン・ペン)との取引で仲間たちを裏切って姿を消してしまう。
ボブと幼子の娘ウィラは名前を変え隠れて生活していたが、16年後見つかり、ウィラ(チェイス・インフィニティ)がさらわれてしまう。
ここからの追いつ追われつの逃走劇がこの映画の見どころだ。
この闘争劇に加担するのが娘の空手のセンセイ(ベニチオ・デル・トロ)でヒスパニック系の移民(おそらく不法移民)を仲間にボブを逃がそうとする。センセイとボブの掛け合いはコメディタッチで切迫感がなく爽快。絶えず流れ続けるジョニー・グリーンウッドの音楽が印象的で劇伴がまるで逃走を手助けしているように感じた。
そして、この逃走劇をもう一段面白くしているのがロックジョーもある組織から追われるという2重構造の逃走劇になっているところだ。そこにはこの映画の社会的テーマである人種差別問題も絡んでいる。本当に社会派映画とエンタメがうまく融合しているのだ。
ロックジョー役のショーン・ペンの変態ぶりが歩き方から仕草に至るまで完璧な変態で驚愕した。おそらく今年のアカデミー助演男優賞の候補は間違い無いだろう。
もちろん、ディカプリオやデル・トロの魅力もこの映画の成功の一因であることは間違い無い。
ただ、一つ、ラストがあまりにハリウッド映画的なのはどうかと思う。真逆に行って余韻を残すやり方もあったのではないか。
愛と憎しみの連鎖。
日本人が楽しむにはちょっと厳しい。
この映画の大まかなテーマは「移民」なのだが、日本人が想像するものより遥かに根深い視点のものになっている。
なので日本人が娯楽映画として見ようとすると、物凄く理解し辛いし楽しめないものとなっている。
じゃあステイツ側か移民側か、どちらかに感情移入して見ればいいという話になるのだが、この作品は多方からの視点でのシーンが入りどっちも悪な為、その楽しみ方すら難しい。
ならそういう作りのものとして楽しもうとすると、今度は良くないテンポと爽快感のなさからしんどい
。
恐らくだけどこの作品はそういうシーンを見たうえで、それでもどちらかの視点に立てる自分の意見を持っていないと楽しめないのではないかと。
つまり現地人か、もしくはそれなりの文化知識が必要なんじゃないかなと感じた。
カーチェイス等のシーンのカメラの使い方は見ていて斬新で楽しかった。
役者さんの演技が素晴らしすぎた
全540件中、101~120件目を表示
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