ワン・バトル・アフター・アナザーのレビュー・感想・評価
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全然面白く無い 終始不快 90分くらいにまとめるべき
この映画を観に行ったのは、他でもないスティーヴン・スピルバーグ監督が絶賛していたからです。
しかし、その期待は完全に裏切られました。
物語は散漫で、何がしたいのか全く伝わってきません。
一人として魅力的な登場人物がおらず、終始不快な気分にさせられます。
特に不快だったのは、俳優たちの鬼気迫る演技がかえって、この不愉快な作品に不必要なほどのリアリティを与えていたことです(つまり彼らの演技力については褒めている)。
登場人物たちの性癖や、倫理観の欠如した行動を延々と見せつけられるのは、ただただ苦痛でした。
そもそも、無法者やテロリストを主役に据えた時点で、観る人を選ぶとしか思えません。
内容に対して上映時間が無駄に長く、90分で十分まとめられる話を、2時間以上も見せられました。
最後まで観続けたのは、スピルバーグの言葉を信じ、「きっと何か良いところがあるはずだ」と探したかったからですが、それは全くの無駄な努力でした。
家族3人(カミサンと高2の息子と私)で観ましたが、劇場を出た後「あ~あ」という落胆の空気に包まれたのは悪い意味で一生の思い出です。
笑ったり、ドキドキしたり、鑑賞後に家族や友人と感想を語り合ったりするまでが、私にとっての映画鑑賞の醍醐味であり、楽しみなのです。
しかし、この映画はそんなものを一切与えてくれない、とてつもなく退屈で不快な作品でした。
これって面白いの?
ク◯リベラル
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