ワン・バトル・アフター・アナザーのレビュー・感想・評価
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今のディカプリオ様が良い✨
面白いは面白いけどもやもやする
2025年劇場鑑賞273本目。
エンドロール後映像無し。亡くなったのかな、そういう感じの映像はあり。
前評判がめちゃくちゃ高くてハードルを上げざるを得ない本作。そういうのなかったらもっと楽しめたのかな。元テロリストがしつこい軍人(警察らしいですが)に追いかけられて、はぐれた娘を探し回るというのが事前に聞いていた情報だったので、ショーン・ペン演じる軍人がてっきり使命感や正義感で追いかけるのかと思ったらそうではなかったのが意外でした。
どんな主義主張が正しくてもテロ行為をした時点で許されないし、母親のした事はもっと許せないので本来感情移入しづらいのですが、相手の方がよりクズなので応援したくなります。ただ個人のクズはそいつをなんとかすればスッキリするのですが、組織がクズだと組織ごとなんとかしないと安心できないのでそこがもやもやでした。
後、最後のカーチェイスの車の位置関係や、どうして乗ってる人が分かったのか、なんかどっかとばした?と思ってしまいました。
でも長い作品でしたが尿意も眠気もなく観られたので面白かったんでしょうね。
死ぬほどつかれる
この映画を絶賛できるならコマンドーを観たら失禁すると思う。
まず長過ぎる。
最後の30分以外ほとんど面白くない。最初の方の同情できないタイプの意味わからんあたおかが暴れるところから既に観る気が失せ始めそこから引き込まれるシーンは無い。(正直娘とショーンペン(キャラはキモい)以外登場人物の見た目も良くないからストレスを加速させるのかな…ディカプリオはダメオヤジキャラだからあんまりかっこよくないし)
政治的な話はある程度は知っているので理解はできるがだからなんなのかという感想。描き方がつまらない。
欲に溺れるターミネーターと化したショーンペンはキャラとしては面白いがそれ以外は最後の30分以外本当に苦痛が続く、金払ったし寝ないでおくか…と思ったのは初めて。寝ればよかったかもしれない。
最後以外映像も特に何も評価する点がない普通だな…という感想。
最後の方まで寝ててもいいと思う。
あと他の人はあんまり書いてないけど自分が気になったのは翻訳かな
なんだか直訳感があるのもそうだし
日本にいる外人がプッシー言うならわかるんだよキャラ付けだなと、この映画の翻訳は本場なわけだろ?なんで翻訳がま○こじゃないんだよ他にもいくつかあったけど変だと思う。
変なところで横文字だから退屈なのに気が散るという絶望的な映画体験をした。
変な話でも映像でゴリ押していけるザザコルダのフェニキア計画のほうが圧倒的に良かったです。
これへの文句とザザコルダのフェニキア計画への賞賛を書くためにこのサイトに登録する程度にはこの映画に対する負の感情は大きい。
ワン・バトル・アフター・アナザー(映画の記憶2025/10/4)
蛙の子は蛙
大衆娯楽映画
終始ソワソワしまくりました
娯楽作として充分良い
合言葉わすれた・・・
こういう物語を創作してしまう才能を輩出するアメリカは、良くも悪くもダイナミックなんでしょうね・・。日本では、到底生み出すことができない物語。
アメリカの暗部、病んでるアメリカをエンターテイメント??に昇華させた映画。
カーブの連続でのカーチェイスは良くありますが・・上下にうねった道でのカーチェイスは新鮮で斬新♪こういうところが才能なのでしょうね♪
ムスタングでのカーチェイスは・・サンフランシスコの坂を疾走した「ブリッド」のオマージュも多少あったりするのかしらん?
オタクが大人になった感じの、ちょっと頼りなくて、カッコ悪いディカプリオ♪
ショーン・ペンの怪演。彼しか適任はいなかったかも・・・。
劇中の重要な合言葉・・覚えておこうと思っていたが・・ディカプリオの様に忘れてしまった・・「農園天国!じゃじゃ馬 ・・・・ Hジャンクション・・・」なんだっけ??? ネットで検索しても出て来ない♪
※ 娘が、あなたは誰??という気持ちから発せられたのかもな合言葉は
「Green Acres, Beverly Hillbillies, and Hooterville Junction」でした♪
1960年代に放映されていた「古き良きアメリカの田舎」を舞台にした3番組のホームドラマのタイトルだったようです・・。アメリカ人が聞いたらグッとくるものがあるのかもしれない・・日本人に「時間ですよ、寺内貫太郎一家、おしん」って叫んでるみたいなものか・・なかなか奥が深い・・。
映画見たなー!って感じ
これは引き込まれた。 アメリカへの移民問題、白人至上主義者、テロと...
これは引き込まれた。
アメリカへの移民問題、白人至上主義者、テロと変わらない強引なレジスタンス?活動、不法な支援者たちが入り混じる。
不安で全く先が読めない展開と適度な暴力(アクション)がジワジワと渦巻く。
英語で "ワン・〇〇・アフター・アナザー" とは「次から次へと、相次いで〇〇」と言う意味らしく、ずっとバトルが描かれるが、今作の「バトル」は銃撃戦だけじゃなくて催涙弾、逃走劇や潜伏活動も含まれる。
大きめのスクリーンでの鑑賞がお勧めです。
あぁ、もう一度観たい!無理だろうが今度はビスタビジョン方式の劇場で。
美少年だったディカプリオが年を取ると・・
PTAファンだから甘いけど、傑作です もっとふざけてる映画かと思っ...
PTAファンだから甘いけど、傑作です
もっとふざけてる映画かと思っていたけど、締めるところは締めたちゃんとした逃走劇
リズム感が良かったから長さは一つも気にならなかったし、クライマックスへの持って行き方はさすがだった
ディカプリオが爆弾魔のため、正義とは?と感覚が麻痺してしまうが、トランプ政権への挑戦状だよね
物語は16年の時が経つんだけど・・・?ディカプリオが42歳?え、その辺は多めに見よう
ベニチオ・デル・トロにショーン・ペンとちょい悪オヤジ達は大活躍だし、女性陣もテヤナ・テイラーは強烈!そしてこの映画のための名前なの?チェイス・インフィニティも良かった
音楽の選曲はいつも通りに抜け目なく、それ以外を埋めるジョニー・グリーンウッドの音楽も最高だった
じゃじゃ馬億万長者
3時間近くあるのに眠くならないのはすごいわ
ディカプリオのダメオヤジぶりとショーン・ペンの変態演技が秀逸でした
母子の射撃訓練シーンがクロスするとことか、ウネウネ道路が上下するカーチェイスとか絵的に興奮する場面も満載
父娘の逃走劇から二部構成的な内容で3時間近くもあるのに背筋ピンとして見てられるのはグイグイ惹き込まれた証でしょうか
しかし股間にテントで始まるとは思わなんだ
これコメディなんですかね!
凡人男の理想と終焉
中年で凡人のダメ男の魂の叫びとそのダメさに一瞬の美しさを見出すのがダーレン・アロノフスキー監督だとしたら、ひたすらドライにダメ男に現実を叩きつける(ダメ男の方は現実を叩きつけられたことすら分かっていないという)ブラックユーモアを描くのが本作ポール・トーマス・アンダーソン監督だろう。
そして薬中、ダメ男という役柄に不思議な化学反応を引き起こすレオナルド・ディカプリオのこのハイテンションさは、マーティン・スコセッシ監督「ウルフ・オブ・ウォールストリート」から始まり、前作「キラーズ・オブ・ザ ・フラワームーン」に至る。
本作はそんな2人がタッグを組んでまさに近年のPTA作品らしく、そして近年のディカプリオらしい楽しい映画であった。
アル中、薬中の元革命家の父親"ボブ"が、変態警官に追われている娘を救うというプロットである。
その道中で過去の栄光に縋る父親に残酷な現実が立ちはだかる。
本作がすごいのは、ボブは本作で何一つ自分の力で成し遂げていないというその残酷な現実に彼は気づいていないということだ。
革命家グループの合言葉が思い出せない。
活動家の若者達の逃走劇にも着いていけない。(ここの一連のシークエンスは絵面と台詞のシュールさも相まって最高に笑える)
逮捕されて逃げられない。(センセイが裏から手を回してくれたお陰で何とか脱獄)
道も分からない。
因縁の相手にも決着が付けられない。
と最後まで徹底的に凡人であり続ける。
そんな彼と同じく、ひょんなことから一度名誉や栄光を掴んでしまった結果、そこに囚われ、新たな理想に背伸びをして手を伸ばしてしまう男としてショーン・ペン演じるロック・ジョーがいる。
理想の世界として存在する革命家集団と、秘密結社「クリスマス・アドベンチャーズ・クラブ」の世界に彼らは受け入れられない。
ロック・ジョーのように死を持って拒絶されるか、ボブのように受け入れてられないことに気が付かずおバカに生きていくか。
それにしてもこんなにも目が離せないスクリューボールコメディでありながら、ラストのカーチェイスシークエンスはIMAXの画面いっぱいに広がるビスタビジョンと1.43:1のラージフォマットを活かしきった決着!映画館で観て本当に良かったも思える映画だ。
ダメ親爺、奮闘す
〔タイタニック(1997年)〕の撮影時、二十二歳。
とんでもない美青年だった『ディカプリオ』も
今や齢五十となり、顔や身体は一回り大きく肥え
額も後退し横皺が幾筋も刻まれる。
本作ではその見た目通り、
どたばたと鈍重に走り回り、
やることなすこと上手く行かない。
ん?これはやはり、
還暦を優に超えてももてまくり、
アクションもこなす『トム・クルーズ』へのアンチテーゼであり、
一種の「アンチヒーロー」なのか?
『ボブ(レオナルド・ディカプリオ)』は
収容所から移民を救出する極左革命グループ「フレンチ75」の一員。
恋仲になったグループのメンバー『パーフィディア(テヤナ・テイラー)』は
娘を産み落としたのち警察に囚われ、
組織の秘密を白状したのちに姿を消す。
警察官の『スティーブン・ロックジョー(ショーン・ペン)』は
黒人女性の『パーフィディア』に異常なまでの性的関心を向け、
彼女を追い回す。
『パーフィディア』が姿を消してから十六年。
『ボブ』は愛した女の忘れ形見『ウィラ(チェイス・インフィニティ)』の面倒を甲斐甲斐しく見、
偽名を騙り、追手から身を隠し暮らしていた。
『ロックジョー』は腹に一物あり、
父娘の行方を総力を挙げて追う。
十六年の比較的平穏な歳月は
『ボブ』を自堕落な凡人に変えてしまっていた。
酒とドラッグに蝕まれ、
組織とのコンタクトを取るために必要な合言葉すら
忘れてしまう始末。
逆に今まで修羅場を経験したことのない『ウィラ』こそが
意識高くことに対処する。
主人公であるハズの『ボブ』は右往左往し、
ばたばたするだけで、
結局は何もできていない。
その不甲斐なさには、
観ていて思わず失笑を漏らすほど。
しかし、彼と娘は多くのカラードに助けられる。
根底にあるのは、人種に偏見の無い向き合いなのだろう。
その対極に『ロックジョー』が居る。
「WASP」の結社入りを目指す彼は
過去の汚点を消すため、自身が所属する組織さえ無制約に利用する。
あながち笑っていられないのは、
「DOGE」により政府の歳出削減を進める一方で、
自分の誕生日に大規模な軍事パレードを開く大統領がいる国だからで、
然もありなんと思えてしまう。
いわんや、白人結社の存在をや。
監督の『ポール・トーマス・アンダーソン』の
前作〔リコリス・ピザ(2021年)〕は、起伏のある脚本が見事だったが、
本作ではジェットコースターなみに高低差の激しい道路での
チェイスシーンが出色。
よくぞこんな場所をロケハンしたものと感心する。
そして前作で1970年代のロサンジェルスに捧げたのと同じ熱量を、
今回はとことん駄目な中年男に捧げている。
彼も当年取って五十五歳の、れっきとした中年なのだな。
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