ワン・バトル・アフター・アナザーのレビュー・感想・評価
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ベルリン、カンヌ、ベネチアの3大映画祭で受賞歴を誇るポール・トーマ...
ベルリン、カンヌ、ベネチアの3大映画祭で受賞歴を誇るポール・トーマス・アンダーソンが、レオナルド・ディカプリオを主演に迎えて手がけた監督作。トマス・ピンチョンの小説「ヴァインランド」からインスピレーションを得た物語で、冴えない元革命家の男が、何者かにひとり娘を狙われたことから次々と現れる刺客たちとの戦いを強いられ、逃げる者と追う者が入り乱れる追走劇を展開する。
革命家??(・・? 過激派左翼の物語なのですが美談に仕上がってます。
タイトル覚えずらいぞ!
よくよく考えると実にくだらないことなのに、 緊張感が溢れる逃走劇
タイトルだけを見れば不評に見えるかもしれない。しかし本作を観て、頭の中で物語がつながっていくうちに「なんと下らんことに大層なことしでかしとんねや!」と考えるに至る。
しかし、そのくだらなさを曲者しかいないキャラクターが、緊張感が持続するカメラワークが、演出が、すべてを面白い方向へ転がしていく・・・。見終わった感想は、
「このぶっ飛んだくだらなさが面白い!!」
主演のディカプリオのハチャメチャ感、名優:ショーン・ペンの変態感、スマート感あふれるベニチオ・デル・トロ、変にミステリアス感と情熱さと自己中さを併せ持ったテヤナ・テイラーに、マジで巻き込まれただけで不運も生き抜く力がすごそうなチェイス・インフィニティ(名前から凄そう(笑))。ほかにもまだまだ一癖二癖持ち合わせるキャラクターがうようよ出てきて、それらが無駄なく暴れまわっている。そしてそれらに緊迫感、緊張感、焦り、不安というスパイスをふんだんに盛り込み、それらがケンカすることは一切ない。もう見事な演出、見事なカメラワークというほかない。特にクライマックスのカーチェイスなんか重力さえ感じてしまうってから自分としては驚きしかない!監督のポール・トーマス・アンダーソンが作る映画は良質ぞろいと聞くが、実はこの監督作品を観るのはこれが初。でもこれはすごいわ!ほかの作品も見たくなってしまいました。
また、ストーリーは「くだらない」と言っても、“移民問題”や“黒人差別”を描いてるとこを見るからして、しっかり今のアメリカの社会問題に対しても提議しているように思うところから、「ただのアクションコメディ」に終わらない。現実問題を見つめ、そこを風刺するようにくだらなく面白く描いているところに、本作の魅力があると思います。
いや、ホンマに今考えても「くだらなくて面白い!!」普通の作品にはない魅力を存分に楽しめる本作。これはおすすめ!
豪華薄味ワンプレート映画
ディカプリオ×ペン×デル・トロの豪華食材で「これは贅沢!」と高評価を付けたかったのですが…、
すみません、どうにも満腹感が得られませんでした。
カリスマ女性革命家の思想もポジションもぼんやりしたまま、ディカプリオの革命家堕ちも説明薄く、父娘愛や無償の救出劇という“ハリウッド定番の味”の中で満たされない感じが拭えません。
次々と襲いかかる刺客たち、ディカプリオが娘のために数々の困難を乗り越える……のかと思いきや、その熱血度は控えめ。娘のほうがよほど乗り越えます。
物語は移民問題など現代アメリカのディープな社会背景を下敷きに進みますが、冒頭から観客を置いてけぼりにしてしまう構成…(隣席の女性が冒頭から3/4くらいまで爆睡してました)。
警察の腐敗やメキシコ国境の張りつめた緊張感、秘密結社や謎の修道院などエッジの効いた要素は揃うのに、どこか演出もストーリーも薄味です。ポリコレ”への配慮にもモヤモヤ感が…。
豪華俳優陣の演技はさすがも、脇キャラ含め皆どこか印象が薄く、緊張感やドラマの厚みが感じられません。スタイリッシュな映像や多ジャンルの挿入曲など、雰囲気作りは巧みでも、本筋のハラハラドキドキは弱め。カーチェイスや撃ち合いの緊迫感は抑えめ。振り切ってるのはショーン・ペンのキャラのみ。
監督の作風や批評性には惹かれるものの、没入感は今ひとつ。個人的には「面白かった!」とは言いづらい複雑な一作です。
マイルドなコメディ―、そして社会派風味の新感覚ヴィーガンシネマ――好きな人には刺さると思います。
70年代のブラックムービー?
初のポール・トーマス・アンダーソン作品。
楽しめました。
2時間40分超とは感じさせない山あり谷あり、サスペンス有り、ブラックユーモア有りの一作。
アメリカ社会の闇の深さを感じつつ、最後のロードチェイスもそうだが、随所に70年代、80年代のブラックムービー、その他のオマージュが入っていたような。
そして、ベニチオ・デル・トロのセンセイぶり、ショーン・ペンのサイコな感じ、そしてターミネーター感など役者がイキイキしていたように見えました(笑)
観るかどうか迷っていたけどなんかなぁ
観るかどうか迷っていたけど週刊文春のシネマチャートで25点万票のうち24点のハイスコアでなんかベタ褒めなので間違いないと思って観たけど、まあまあ平凡な作品だと感じました。デカプリオよりショーンペンの方が印象に残った、カーアクションの切れ味はピーターイェーツやフリードキン監督の切れ味がアンダーソン監督にあればなあと感じた、字幕が読めないので言語で見たけどセリフにやたらフアツクとか多くて汚い言語で聞いててやになった、タランティーノ監督でもこんなにセリフ回しが汚かねえよ。
脚本はアンダーソン監督かあ、まあこんなもんかな、次から副音声がついてて観られる映画にします。あとは言語で見ても絵を見てればわかる映画とかかな、この映画は火力も高いし構成もしっかりしてますがなんか観てても面白く感じなかったです。
思ってた以上に面白い
ライトな映画ファンの感想です!
ここ数ヶ月、仕事の休みの平日に映画をいくつか見たライトな映画ファンです!
邦画よりアメリカのドラマや映画の方が好きで
ホラーは怖くて無理、アクションばかりも苦手な人間です。
公開前から評価の高いこちらを見たいなーと思って、時間や場所が合ったため、見に行きました!
変態軍人さんと革命家のお父さんと娘の戦い…
うん。
変態軍人さんだ…
特に笑えるとこ…よく分からなかったかな。
あっという間って感想いくつかあったけど、
普通に長くて何回も時計見ちゃったかな。
終わり方はスッキリでよかった。
お母さんはよく分からないってコメントあったけど、女の私的には気持ちは少しわかったかな。
別につまらないわけじゃない。
少し長いなあと言うくらいで、
もう一回見たいとかまではいかないかな。
地獄のドライブがめちゃ面白かった
面白かった!!
息つく暇ないくらいの疾走感と、織り込まれるユーモア、全員キャラが濃い登場人物。
あと音楽がいつも絶妙にカッコいい。↓
誰も信用できないと思いきや、意外な所に味方がいて、最後まで気が抜けなかった。
その反面、人の気持ちは変わりやすい、けど家族の絆はやっぱり最強だなとも思ったわ。
倒しても倒しても倒れてくれない軍曹。革命家になるには繊細なボブ。めっちゃ心身ともにカッコ良すぎるセンセイ。アンタやっぱあの人の娘だね、な娘。
どの人にも信念と行動への理由があって、それぞれの理由に色々考えさせられた。
全員大事な何かを守りたいだけなんだよな。。
皆さん、ショーンが変態変態ド変態言うからどんなかと思ったけど、めっちゃ良かったわ。
あとレオ様はやっぱ気持ちが揺れ揺れの自分との闘いの役が上手いなぁと思った。
ザ・ザ・コルダのおじ様もめちゃカッコよかったわー。イケオジ天国だった。
しかし最初から最後までオシャレな映画だったわね。あとカーチェイスがすごく面白かった!ドライバーさん沢山エンドロールに出てたけど、皆、頑張ったんだねぇ。
あの地獄のドライブはかなり面白かった。
長かったあ…
なかなか重い題材の作品なんだけど、 音楽が通してダークではないので...
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