「最初の40分ぐらいは、神がかってたような気がします」ワン・バトル・アフター・アナザー naokiさんの映画レビュー(感想・評価)
最初の40分ぐらいは、神がかってたような気がします
私にとっては難解な映画でした。1回観ただけでは理解できない、さすがはポール・トーマス・アンダーソン監督(PTA)。
前半の収容所襲撃シーンからの早い展開にワクワクしました。しかしペルフィディア(テヤナ・テイラー)が捕まってしまう事によって歯車が狂ってしまいます。そこから一気にトーンダウン。
Q・タランティーノ「レザボア・ドッグス」
F・Fコッポラ「地獄の黙示録」
D・ホッパー「イージー・ライダー」
以上の作品を思わせるシーンがありました。
大まかなストーリーは分かるんですが細かい点に関しては、なぜそうなるのか疑問でした。結局ウィラ(チェイス・インフィニティ)はビッグジョー(ショーン・ペン)の娘なのか分かりませんでした。大写しで検査結果が表示されましたがYESかNOで分かり易く説明して欲しかったです。
芸人キンタローと前田敦子(←何この組み合わせ)が、この映画の宣伝PRを担っていました。キンタローがギトギトなディプカリオ・メイクで、まぁ凄い。
“私を嫌いになってもPTAを嫌いにならないでください”(←言ってないよ)
最後のカーチェイスはIMAXの画角を活かした坂道のアップ・ダウンは迫力ありました。地面すれすれの映像で酔いそうになりました。
まぁ面白かったのですがJ・ピール「NOPE」(IMAX)を観たときの高揚感が得られないのは、なぜなんだろう。
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