「相変わらずのくどさと濃さ」ワン・バトル・アフター・アナザー kogeruさんの映画レビュー(感想・評価)
相変わらずのくどさと濃さ
町山さんが今のカリフォルニア州はこの一歩手前というお話をしていましたが、白人至上主義ほんま怖い…
トマト農園で収穫する移民の働き手がいなくなってトマト腐って放置とか
軍人のヒゲ禁止とか、トランプはノーベル平和賞狙いモロバレの和平交渉をガザに押し付けるし
アメリカどんどんわけ分かんなくなってきました
PTAの語り口や映像は相変わらずネットリ暑苦しいし、もう少しサクサク進めて欲しいかなって思うところも多い(あっという間だったって感想が多くてびっくり)し、ショーン・ペンの変態ぶりは気持ち悪すぎて最後にやっと清々しました(が、描写がしつこいかな、そこがいいって言う人がいるのも解るけど)。
エンターテイメントてんこ盛りで話的には面白いんだろうけど、主人公と娘、そして母親どれにも感情移入できなくてセンセイだけが癒やしでした…母親、最後までクソでしたね…
駄目プリオも、センセイいなかったらとっくに死んでるぞ!
追記(ネタバレ有)
エンドロールいきなりトム・ペティのAmerican girlに、あー相変わらず白人オールドロック好きですねぇと笑ったのだけど、この歌的に考えると、娘は駄目プリオを捨てて新しい場所に旅立つのだろうか?母の手紙で家族仲良く再結成、は正反対の世界だし、銀行強盗して一般人殺したり、仲間を売ったりする女が戻ってきて娘と暮らすのはちょっとありえない。このエンディングにこの歌使われるのはモヤリました。
アカデミー賞候補とか、ないわ〜
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