「愛すべきキャラクターたち」ワン・バトル・アフター・アナザー HKさんの映画レビュー(感想・評価)
愛すべきキャラクターたち
夜の逃走劇のシルエットの構図、カーチェイスでルームミラーを活かした構図など
アクション映像もすばらしいが、なんといっても人間ドラマが面白く
スピード感のある展開、映像も相まってあっという間の162分。
メキシコ人のおおらかさ、
ディカプリオのダメっぷり、焦りっぷり
デルトロのユニークさ、落ち着きっぷり、
ショーン・ペンの異常な執着ぷり、
それぞれの俳優のキャラクターが活き活きして際立ち、
お互いを引き立てあっている。
尼僧を含めて高潔、清廉潔白ではなく、下世話で人間臭いので
(差別主義者を除いて)それぞれの登場人物がほんとうに魅力的。
音楽もピアノとドラム、ギターなど少ない楽器だが印象的、
かつ感情過多にならず効果的。
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