劇場公開日 2025年10月3日

「こういう映画、大好物!!」ワン・バトル・アフター・アナザー ジョイ☮ JOY86式。さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 こういう映画、大好物!!

2025年10月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

斬新

エンタメとしてめちゃくちゃ面白かった!!
逃走劇に次ぐ逃走劇といった感じで、走り出したら止まらない映画。
まさにタイトル通り。
それでいてどのキャラもとにかく人間臭い。
そこが良い。凄く良い!

捻りに捻った複雑なストーリーとか続編の続編とかアメコミ映画とかが乱立する中、本作はオリジナル作品ながら本当にちょうどいい洋画だった。

深すぎず軽すぎず。
でもそれいて社会性も巧みに取り入れてエンタメとして見事に昇華してしまうあたり。
まさにセンスの塊。

序盤からして特徴的で。
まーもうカメラの構図からして非常に印象的で、そこに緊張感のあるBGMがかかりだして、ストーリーが走り出して。
…といった感じにエンジンかかってくんですが。
それだけに留まらず、「嘘でしょ? どうしておまっ⁈」
みたいなこっちの意表を突かれる展開が突然入ってきたりして。
それがまた面白く、時にドン引きしたりヒヤヒヤしたりしながらも、ずっと映画的緊張感が持続しっぱなしの260分でした。

本当に上手い。
よくできてる映画だなと。
それでいて王道なだけじゃなく、しっかり作家性も入っている。
凄いなと。

特に、ディカプリオのギャグも入れ込みつつの会話劇&長回し風逃走劇のパートが良すぎました。
今のディカプリオだからこその深みのある演技とおかしみ。
ベニチオ・デルトロのナイスガイっぷりと日本へのリスペクト。
ショーン・ペンのどこか憎めない変態二重人格っぷり。
どの俳優陣も最高すぎました。

終盤の展開も素晴らしい。
往年の名作を思わせるカーアクションながら、あっと驚かせる仕掛けがしっかりあって。
もう本当にお腹いっぱい大満足でした。
スピルバーグ大絶賛も納得です。

ジョイ☮ JOY86式。
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