「アメリカの不思議なシコリを観る映画」ワン・バトル・アフター・アナザー マ王さんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカの不思議なシコリを観る映画
漸く秋の訪れを実感しつつあるマ王です😁
いよいよ秋の映画が始まります😆
まさに文化の秋である✨
手始めに今週から公開の『ワン・バトル・アフター・アナザー』で口火を切ったワケなのよ👍
分厚いパンフレット片手に鑑賞してきました✋
う〜ん、大作というワリには盛り上がりが無い作品であり、また「こういうのが傑作」という方には堪らない作品なのかもしれない😐
そもそもアメリカの現代史に詳しくないとポカンだし、マ王って案外複雑な家庭に育ってるのでその点も説教臭がする😮💨
「家族ってこうだよね」みたいな考えを押し付けられてるような気がしたのはマ王だけかいな?
何と言うか作品全体から「観ろ!どうだ!」みたいな声が聞こえてくる映画なんよ😑←サブリミナルか?
レオナルド・ディカプリオやショーン・ペンやベニチオ・デル・トロを出演させて絵的には迫力あるかもだけど、マ王的には楽しめなかった⤵️
アメリカの移民問題や差別思想が根幹にある映画は鑑賞方法が難しくなる。
以前も話したように日本の原爆被害を映画化するのと同じで、当事者には響くけど部外者には全くなのよ。
ポール・トーマス・アンダーソン監督(以下PTA)は『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の時もそうだったが、マ王の期待をシッカリ裏切る。
本当は面白い映画なのかもしれないが何処にどういう面白味を感じて良いのか解らない。
おそらくPTA監督は左派芸術家なんだと思うのよ。
それは映像で、物語で、構成で「観せる」映画を製作するのではなく「魅せる」だけを追求してんだと思うのね。
妊婦と女子高生の射撃シーンのシンクロも然りアメリカを象徴するような2つの架空過激派組織を描いてる辺りにもマ王はソレを感じた。
マ王は映画を娯楽と考えるバカなので、何か政治的に偏りのある今作は前評判に騙されたと思ってます。
ディカプリオが薄汚く小太りでアルコールとドラッグに溺れたダメダメな元革命家なのに娘を想う気持ちだけは一人前以上の父親という複雑な役を熟したのは天晴だし、ショーン・ペンの変態軍人役も流石であった✨
だからと言って名作と決めてしまうのは些かな判断ではなかろうかと思うのがマ王だ🤔
冷静に鑑賞するなら褒める点が少ない本作は駄作認定しても良いと感じる😫
結局は誰が作った誰が出てるよりも誰が鑑賞するか何を思うか、なのよね映画って🌀
PTA監督信者には昇天するような映画なんだろうけど、テーマが難解というより定まって無い作品なので(プロパガンダなのかレジスタンス推しなのかバイオレンスなのか)正直、VOD落ちまで待っても問題無いですし何なら無料まで我慢するような作品です✋
最近の予告編とか前評判とかを信じられなくなり始めてるマ王がいます😭
映画館での鑑賞オススメ度★★☆☆☆
昔のディカプリオの面影無し度★★★★★
何となくドナルド・トランプ度★★★★☆
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