「長すぎる気がする」ワン・バトル・アフター・アナザー gasshiyさんの映画レビュー(感想・評価)
長すぎる気がする
全体的にブラックジョークが効いててそういう意味では面白かったが、
「充電!充電!」と喚くディカプリオと、充電できて電話した結果かなりの時間をパスワードの応酬に取られていて、正直面白いを超えて長すぎてイライラした。
育児を経た元・革命家は小太りの小うるさいオジサンと化していた。屋根を飛び越えられないあたりかなり無様である。子煩悩なのはかわいいけれど、それ以外はマジでうざくて最悪。
それ以外でこれは完全にギャグだなと思ったのは悪役のショーンペン。髪を撫で付けるシーンでもう気持ち悪さ爆発だったけど、特に笑ったのは終盤の「逆レイプされました」。「敵にどんなメリットが…?」の応酬がめちゃくちゃ笑えました。確かにそれメリットじゃないだろっていうのと、以前にこいつを殺す計画が持ち上がっていたので、こりゃ絶対殺されるパターンだなと思いつつ、言い訳に爆笑。しかももう可哀想とも思えない。
娘が頭良すぎてすごく良かったです。女が強い映画ですね。お母さんも格好良い。
差別発言が最初からバリバリで、移民問題も、黒人差別も、白人至上主義も、先住民差別も、てんこ盛りでしたね。
先住民と呼ばれた手下が、鬱憤を晴らすように裏切るのもなんだか痛快でした。
「センセイ」がビール飲んで運転したりで胡散臭さが最高。いいキャラですね。
ディカプリオ以外は全部面白かった。
ただ全体的に長すぎてだるかったです。もうちょっと終盤くらいポンポン話を進めればいいのにと思いました。
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