「親世代になったあたりで感じる一種の哀しさ。かつてあんなにあった内な...」ワン・バトル・アフター・アナザー 夢さんの映画レビュー(感想・評価)
親世代になったあたりで感じる一種の哀しさ。かつてあんなにあった内な...
親世代になったあたりで感じる一種の哀しさ。かつてあんなにあった内なる情熱が失われてゆく悲哀。行き着く先も何となく見えてきた。
クスリやアルコールに逃げてた日々。
感電したシーン、ペンギン歩きしたあと弱々しく倒れちゃう。スケーターの若い男の子についていくのもやっと。でもそのポンコツ具合も愛おしい。
諦念、寛容さを経て
またボチボチ活動していくかな…。
キッカケをくれたのはかつて愛した人と、愛する娘。
この世界観、むしろ好きかも…
ディカプリオから、情けないながらも滲み出てくる人間の哀しさと愛情深さ、年相応の包容力。
いや素晴らしい演技でした!やっぱすごいなレオ様。娘役の真っすぐ前を見つめる眼差し、のびのびした演技もいい。拍手!!
スピルバーグが絶賛したそうですが、確かにアンダーソン版大捕物、「キャッチミーイフユーキャン」と言えなくもない。あれは疑似父子、こちらは父娘。もっと言うと、キャッチミーの青年のその後の成長譚とすれば、、なかなか面白いじゃないですか。
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