「センセイ充電させてくれ(切実)」ワン・バトル・アフター・アナザー Fcity04さんの映画レビュー(感想・評価)
センセイ充電させてくれ(切実)
あちらこちらでの評判が良いので観に行きました。
確かに面白かったですが、ちょっと長いなと感じましたわね。
革命とか親子愛がどうこうよりもギャグシーンやそのやりとりが個人的には秀逸でした。
プ◯シー連呼の多さよ...
男手一人で娘を育て上げるボブ、催涙ガスにやられるボブ、合い言葉を忘れて逆ギレするボブ、充電したいだけのボブ、屋上から落ちてテーザーでやられるボブ、マーベルヒーロー名出して誤魔化そうとするボブ、すぐにセンセイに助けられテンションぶち上がるボブ、トムファッキンクルーズみたいになれと言われ車から落とされるボブ......波乱万丈すぎるぜ。感情の浮き沈み激しすぎて風邪引くわ。
というか、それらは全てディカプリオの演技力も相まって素晴らしいものだなと感じましたね。
さらには黒人女好きすぎて手を出すロックジョー、女に逃げられ16年後になっても追いかけてくる執念深いロックジョー、実の娘にシャツがピチピチすぎると難癖付けられるロックジョー、聞かれてもないのにゲイじゃないと怒るロックジョー。
執念深すぎてショットガンで顔を撃たれ車も横転したくせに、死なずに早歩きしてるシュールなロックジョーが一番面白かったです。
生き残ったかと思ったらすぐ毒殺されて燃やされるロックジョー...シリアスなくせに面白い存在だった...
それと、道場にはクリストファーリーヴ版のスーパーマンのポスターが貼ってありましたね。
スーパーヒーロー大好きかよ。
とまあ結局、センセイやデアンドラ、ウィラを助けてくれた(?)アヴァンティもその後どうなったか分からずじまいで、パーフィディアも出てこなかったのはモヤッとしますね。
長尺のわりにはもっと深堀できたはずの部分や映して欲しかった所が無かったなぁと思ってしまう。
無い物ねだりは映画あるあるですね。
PTA作品はあまり観ないので自分の解釈、知識不足があるとは思いますが、革命家が暴れるだけ暴れて種まいて身内で争っておしまい、な感じがします。
こういった人種などの差別や争いが身近で無いから、そう受け取ってしまうんでしょうがね...
まあつまり...パーフィディアがいっちゃんわりぃ。
自分が起こした問題を全部ほったらかしにして解決しないのは流石に革命家以前に人としてどうなんや?フェードアウトするなら筋通しましょうや...
もう少し短くまとめて120分くらいにしてたら、もっと面白かったはずというというのが総合的な感想です。
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