「アメリカ的な、あまりにアメリカ的な パート②」ワン・バトル・アフター・アナザー ノーキッキングさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカ的な、あまりにアメリカ的な パート②
ディカプリオ! いくつになっても上手いけど、自分は未だに『ギルバートグレイプ』を引きずっている。
ショーン・ペン! 絶対褒めてもらえるピッタリの役柄。
革命家たちのアンダーグラウンドは興味深く観たけど、現実のアメリカはトランプが実践する施策のほうが“革命的”という皮肉で、監督の想いが肩透かし気味。
近くに座る外人客達がディカプリオの電話のくだりで爆笑また爆笑。ラストの手紙シーンで、泣くという、いったいここは何処だ!の館内。
全編通して会話の構成が巧み。スキがない。人物造形もほどよく、ディカプリオの父親像がかっこわるくもリアル。そして、あの母親にしてこの娘ありで、大活躍のウィラ。始末屋を殺した後で、ディカプリオも撃ってしまいそうでハラハラしたが大団円を迎えられてホッとする。
ショーンペン生きてたの! は笑えたがあの顔のまんま焼却炉でジエンドは、あんまりな最期。(この前の救命隊員も自殺で)マドンナの旦那だったのに。
まあ、カーチェイスあり、アクションあり、ユーモアたっぷり、エロくて、下品で、アメリカンテイスト大盛り!最近いちばん笑っで、3時間、あっという間だったけどホロ苦さも少し。
世界中の人々が憧れ自由で偉大な国アメリカ。それが今や、不法移民でも安直な処世術さえあれば充分暮らせるお手軽なコミュニティになりさがっている。トランプの4年が終焉したとき、いったいどんな姿をみせるのだろう。
追記
大御所ふたりの直接対決が無い、珍しさもあったけど、いちばん気に入ったのは、娘の始末を頼まれた男が、仲間内から『原住民!』と言われ、次第に翻意する表情が怖い。全員を射殺、自らも憤死するが、アメリカンジョークに反応したこの意味は深い。あとはなんと言ってもショーン・ペン。濃いキャラ3連発、タクシー運転手、救命士、本作。いかがわしさと胡散臭さがムンと蒸れた体臭を放っている。役者魂。
コメントありがとうございます。ディカプリオ、確かにレヴェナントから変わりましたよね。ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドでも、まさかのヘタレ役がハマってましたし。
コメントありがとうございます。
やはりショーン・ペンが良かったですよね。
ディカプリオのダメ親父っぷりも板についていて、実に似合っていました。
願わくは途中休憩を入れてくれると助かるのですが…
ノーキッキングさま、共感、コメントありがとうございます。
>ディカプリオは『レヴェナント』の受賞で方向性を見いだしたのでしょうね。かっこ良くてモテモテを止めてしまうという。
そうかもしれませんね。むしろ、そのほうが生き方としてかっこいいですしね。モテモテでないディカプリオ、私は好きです。
コメディ寄りにしたのが大正解でしたね。重苦しくならずに最後まで楽しめました。演じる側はシリアス路線より却って難しかったと思うんですが、ディカプリオもショーン・ペンも本当に上手いです。センセイもとっても良い味出してました。
今晩は。
御丁寧にありがとうございます。
私もディカプリオさんの印象は、ギルバートグレイプです。
因みに今作で気になったのは、まるでマッドマックスのような短身のショットガンをぶっ放し、結局何処にも当たってなかったのかな?いやでも散弾銃だしな、とわけのわからない疑問が頭の中をぐるぐる回って???でした
こちらこそ、ありごとうございます!
映画ファンらしい面白いニックネームですね?
本当に、突っ走っている、痛快でオタクらしい映画でした!
そして、撮りたいものを撮れて、使いたい俳優を使えたという余裕を感じます。
ノーキッキング様
共感&コメント、誠にありがとうございます!
仰るとおりかと思います。ポンコツ万歳 !
ロックジョーの死に様は別の表現があったのではと思います。
ホンなのかディレクションなのかポスプロなのか、疑問を感じましたね。
こんにちは。
PTA監督らしさが出ていた、そして3人も期待以上に魅せてくれましたね。
(私もギルバートグレイプが好きです)
だけど「傑作や!!」とはならなかった不思議な作品でした汗
ムチだからかな?
ムチムチだからかな??
追記の「原住民」のくだり。
やっぱりそういう事ですよね。。
そうだよねあの一言が彼の心に怒りの火をつけたよねって思ったけど、確信に変わりましたm(__)m
さすがNKKさん(PTAだけにw)はちゃんとおさえに来ますねニヤニヤ。
他の人触れてないもん流石です。
でもあの人死なないで欲しかったな( ; ; )
共感、コメントありがとうございます!
自分はPTA作品?が初めてだったので色々新鮮でした。
仰る通り、せっかく空手要素があったので、センセイ&ボブVSロックジョーとかも観てみたかった思いはありますね。
共感&コメントありがとうございます。
確かにあんなカルト組織はいまだにありそうですね。ああいうものを求めるのも、人間の本質なのかもしれないと思ってしまいます。
共感ありがとうございます。
ペンがマニュアルも無しに、ポンポンDNA検査を進めていくのにびっくり。
登場人物の名前もどこか仰々しいですよね。
ヴァンヘイレン作戦って炎だから?
コメントありがとうございます。
私もレオ君はいまだにギルバート・グレイプですね、あの弟、ホンモノの方かと思いました。「ワンス・アポン~」の時の、めそめそしがちだけど演技に真摯な落ち目の俳優役がレオくん史上、演技の転換点だったんじゃないかと思ったりします。
そうなんですよね。序盤は特に酷かったw「p○○sy」だの「f○○k」だの…大画面の大音響でずっとそんな言葉浴びせられて、ちょっと…勘弁して…って思ってました😭
私は、元気に走り回ってたボブが電気攻撃(?)喰らっていきなりぶっ倒れるところで盛大に吹き出してしまいましたw
共感、コメントいただき有難うございました!そういえば直接対決なかったですね・・・しかし、なぜかスッキリしました(笑)遺恨が残らない上手い終わらせ方だと思います。
共感とコメントありがとうございます✨️
さすがのショーン・ペンでしたね。
ディカプリオとショーン・ペンの対決シーンがなくて肩透かしでしたが、観応えある作品で良かったです😄
お久しぶりです!最近は観る映画があまりかぶらないな〜なんて思ってたところだったのでうれしいです🐏
ショーンペンの最期はあまりにも悲惨でしたね…焼却炉まだ光景が残ってます😅
コメントありがとうございます。
なるほど、白人至上主義なんですね。
自分の娘に愛情は無い、という事なのか。よくわかりました。
スッキリしたらもう一度観に行きたくなりました。
ショーン・ペンの最期はちょっと気の毒でしたね。
アメリカ人も、合言葉のやりとりは爆笑でしたが!!
でもアップデートがなさ過ぎて、時代遅れ過ぎて
組織として機能しませんよね。
(実は、松茸は非常に不作です。
(あの後、2~3回、家族が山に行ったのですが、
全くとれません。
(暑過ぎたようです)
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