「超絶お下品アクション・ブラックコメディ」ワン・バトル・アフター・アナザー コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
超絶お下品アクション・ブラックコメディ
作品としてめちゃくちゃ面白かった!
この監督の作品は(『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』も『ザ・マスター』も)観てないんで、自分に合うか不安でしたが、敵味方もキャラがわかりやすい、万人向けなエンタメストーリーっぽいナニカでした。
「ナニカ」と微妙な表記をしたのは、一見まじめなアクション映画のふりして宣伝していたけども、性欲、名誉欲、保身、差別意識などをベースにした、超絶お下品アクション・ブラックコメディが内実だったからw
特に、ショーン・ペン演じるロックジョーのクソっぷりが最高。
ロックジョーは白人至上主義でありながら、黒人をレイプしたいマウント欲の怪物で、しかも敵であるカリスマ革命家(というか暴力第一主義テロリスト)である女で、しかもボブの妻のペルディフィアを愛してしまうという歪んだ変態なのだ。
まぁ、支配欲を愛と勘違いしている執着の怪物、と言い換えてもいい。
醜悪すぎて、「いつ殺されるんだろう?」とワクワクが止まりませんでした。
「世界初、全編において画角が1:1.43」と知り、gdcs(グランドシネマサンシャイン池袋)案件と判断して決意。
ラスト近くのカーチェイスをはじめ、わざわざ行った甲斐がありまくりであったことも、付記しておきます。
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