劇場公開日 2025年9月19日

ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家のレビュー・感想・評価

全25件中、1~20件目を表示

5.0音楽に生き切った巨匠!

2025年11月13日
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幸せ

驚く

ルグランの音楽はずっと前から大好きでした。色んなドキュメンタリーや演奏会に出てきては、沢山しゃべって演奏しまくるので(笑)、目立ちたがり屋の作曲家のおじいさんだという事は知っていました!でも、彼の本質に迫るドキュメンタリー作品をみたのは今回が初めてだったと思います。
こんなにも情熱に溢れ、既存の枠にハマらない、聴く人を虜にしてしまう、個性の際立った作曲家だったなんて、、特にオケのリハーサルでは辛辣な言葉で周りを責め立てて、自分の音楽を徹底的に追求する姿に、強烈に頑固な職人気質を感じました。でもこれぞ一流なのです!!チームでぶつかり合いながら本物を追求する、その姿こそが芸術そのものだと感じました。
いい人は枠をはみ出しません。枠からはみ出せるから強烈な個性を打ち出す事ができ、人々の予想をはるかに超える芸術を生み出せるのです。
天才は、いわゆる凡人や普通の人には、全く理解できない、異なる魂や気質を持っている事がよく分かりました。

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睦月

4.0人間ミシェル・ルグラン

2025年10月30日
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泣ける

興奮

ドキドキ

ミシェル・ルグランというと「シェルブールの雨傘」「風のささやき」「思い出の夏」。
美しいメロディの曲を創る作曲家のひとり、のイメージ。
この時代…70年代はポップスも映画音楽も名曲ばかり、そういう作曲家、編曲・演奏家たちが溢れていた。
来日公演の時、渋谷オーチャードホールに行った。
2007年…18年も前のことになるのか、、
数々の名曲のオーケストラ演奏を聴きたかったのだが、半分くらいは本人と氏の姉 (だったと思う) の歌、だった。
少しがっかりした、、
中・高時代から、フランシス・レイ、ポール・モーリア、レイモン・ルフェーブル等、フランスのオーケストラに夢中になっていたので、同様の公演を期待していたのだ。
しかし、今回のドキュメントを観て、その辺のことが理解できた。
ルグランは〝彼ら〟の才能プラスαの人だということが。
そういう人物は、変わり者…というか、わがままな人が多いもの。
そうした部分も含めて、人間ミシェル・ルグランという天才を生誕から昇天まで、素晴らしいドキュメントになってると思います。
とことん、音楽家として生ききったのだなと。
死ぬのは舞台の上で、、と言われたりしますが、それをほぼやった人なのではないかと。
それと、日本をとても愛してくれていたようで、嬉しいです。
ドキュメント好きな自分にとって、フランシス・レイやポール・モーリアのドキュメント映画も観てみたいものです。

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マヤクロ2

4.5素晴らしい!完璧です

2025年10月20日
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あらゆる関連者インタビュー、資料、本人コメントも含めて丁寧なヒストリー作品。サントラが聞きたくなります。

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コバキ

今だったらパワハラで訴えられそう…

2025年10月16日
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千葉 柏 キネマ旬報シアターでデヴィッド・ヘルツォーク・デシテス監督『ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家』鑑賞。これが最後のコンサートになるであろうと悟ったミシェル・ルグランの鍵盤を叩き、指揮棒を振る姿に胸が熱くなった。やはりフランシス・レイをライバル視してたのですね。#67

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はにわさん in 2025

5.0今年ナンバーワンです

2025年10月15日
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楽しい

興奮

映画『ロシュフォールの恋人たち』が大好きで、あの三拍子の曲が忘れられない、運も才能もすべてついてきたミシェル・ルグラン幸運の物語。今自分の親の介護問題もあり、年を重ねてからのルグラン氏の最後のライヴのシーンは胸にくるものがあり、涙なくては観られませんでした。間違いなく今年のナンバーワンです。この映画を観られたことに感謝。

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自分のための映画鑑賞記

4.5泣ける!「85歳の身体に12歳の魂を宿した」巨匠ルグランに密着した秀作ドキュメンタリー。

2025年10月14日
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鑑賞方法:映画館

思いのほか、感動してしまった。
2018年のラスト・コンサート。
あの「タクトを飛ばした」瞬間。
あれはヤバい。
演奏会の終演後、若手の指揮者が、
めちゃもらい泣きしているのも、
かなりヤバい。
俺の隣のおじいちゃんもグズグズ
泣いてたから、観客もけっこう
涙腺に来ていたんじゃないか?

僕にとってのミシェル・ルグランは、なんといっても「風のささやき」の作曲家である。
もちろん一般的な代表曲が『シェルブールの雨傘』や『ロシュフォールの恋人たち』といったジャック・ドゥミ作品の映画音楽だろうというのはわかったうえでなお、私的ベストは「風のささやき」だと言うしかない。

大学の頃、リヴァイヴァルでノーマン・ジュイスン監督、スティーヴ・マックイーン&フェイ・ダナウェイ主演の『華麗なる賭け』を観て、そのOPのあまりのカッコよさに只事ではない衝撃を受けた。
考え抜かれたスプリット・スクリーンのめくるめく輪舞。
スタイリッシュな映像を彩る「風のささやき」のメロディ。
中盤で、この曲はもう一度フルで流れることになるのだが、
大空を翔けめぐり、綺麗に宙返りを決める黄色い飛行機は、
何ものからも自由な主人公トーマス・クラウンの象徴だ。
僕は一撃で、この曲に恋に落ちた。

もともと曲を知らなかったわけではない。
中学生の頃から聴き込んでいたカセットテープの映画音楽全集に、インストルメンタルで収録されていたからだ。
だが、『華麗なる賭け』のOPを観ながら、あのアレンジで、あの歌声で、あのタイミングで聴いて、僕は初めて「風のささやき」に魅了された。

その後、偶然FMでエアチェックしたテープ音源を、それこそ擦り切れるまで何度も聴いた。英語詞のすべてがわかるわけでもなく、耳コピで必死で書き起こしたのを覚えている。
あの当時、たしかこの映画のサントラ盤CDはなかった。
洋盤はあったのかもしれないが、当時はネットもなく、Amazonもなく、新譜はタワレコ店頭の掲示情報頼り。僕には結局、見つけられなかった。
そんな折、ミシェル・ルグランのちょっとマニアックな映画音楽集が発売されて、そこにこの曲のサントラが入っていた。僕は喜びいさんで買って帰り、ルグランが他にもいろいろと作曲している人であることを知った。

今でも、秋が深まってくると、僕は会社の行き帰りに「風のささやき」を口笛でよく吹く。
インテンポで入って、リピートのたびにルバートをかけて崩していくのが歌わせ方のキモだ。

で、今回のドキュメンタリー。
OPの映像が、思いっ切りスプリット・スクリーンじゃないですか‼
「なんてわかってらっしゃる‼」思わずにやりとしてしまう。
冒頭から『華麗なる賭け』へのド直球のオマージュをかましてくるとは‼

しかも、映画の締めくくり。
ふたたび流れてくる「風のささやき」。
またまた、なんとわかってらっしゃる‼
でも、あれ? これフランス語だぞ。
おお⁉ 弾き語りで歌ってるの、なんとミシェル・ルグラン本人じゃないか!
聴いてると、声色が映画で使われていた英語版のノエル・ハリソンと似てるし。
むしろ自分と似た歌声にルグランがOKを出したのでは?(笑)
(ノエル・ハリソンは本職の歌手ではなく俳優さんらしい)
で、エンドロールに入ると、フランス語の別の歌手の歌唱に切り替わるが、これもまたなんとなく二人と似た声質の歌手で、実に興味深い。

スプリット・スクリーンで始まり、「風のささやき」で終わるドキュメンタリー。
パンフを読んでみると、本作の監督さん自身、ルグラン・ミュージックとの最初の出会いは、両親が買った「風のささやき」のLPレコードだったらしい。
まさにご同慶の至りである。

― ― ― ―

ルグランといえば、『シェルブールの雨傘』についても一言語っておきたい。
僕は、第一部(最初の40分)に関して言えば、映画史上の10傑に入れてもいいくらいの傑作だと思っている(後半は結構ダラダラしているというか、二人の言動にイマイチ共感しづらい部分があって、個人的には苦手)。
この映画を成立せしめているのは、一にも二にも、ミシェル・ルグランが付した音楽の素晴らしさ、それに尽きる。
全編旋律付きの歌唱という、ほぼオペラのような形式のミュージカル仕立てになっているからこそ、本作は傑作になり得た。
もし同じ内容の映画をただの台詞だけでやったら、単に頭の弱そうなバカップルが公衆の面前でイチャコラし合ったあげく、赤紙が来てべろべろの愁嘆場を演じるだけの、早回しのテレビの再現ドラマみたいな陳腐な代物にしかならなかっただろう。

ところが本作の場合、舞台装置のような街の風景と、きわめて人工的な配色の衣裳、全編にわたって歌われる節付きの台詞によって「オペラのように異化」されることで、われわれは、この物語が「悲劇」であることも、ドヌーヴが『ラ・ボエーム』のミミのような薄幸のヒロインであることも、アプリオリに受け入れてしまう。
登場した段階から二人がラブラブなのも、駆け足であっという間に涙、涙の別れの場に雪崩れこむのも、音楽と歌があるからこそ、陳腐にならずに「型」として受け止めることが出来る。

本作がオペラと一番異なるのは、同じ旋律をひたすら繰り返す通俗性に敢えて恐れずに踏み込むことで、観客にそのメロディを刷り込み、かかるだけで泣けてくるような状態を作り出すのに成功している点だ。
とにかく、メインテーマの破壊力が、他の映画と違い過ぎる。
もともとこの主要主題の旋律自体、A・A・A・A’と、同じ音型を3回繰り返して変奏で締めるつくりで、返しのBメロも同じ構造だ。そしてまたAメロが回帰する。ひたすらこのメロディを登場人物たちがリピートして歌い継いでいくなかで、客の脳内は次第にこのメロディでいっぱいになっていく。やがて観客は、この旋律が鳴るだけで『椿姫』のヴィオレッタ出奔シーンくらいに泣けてくるようにしつけられていく……。ほんとうによく出来た「泣かせ」の構造をもつ映画なのだ。
(そういえば、5月に日本フィルがルグラン自身の作曲した「シェルブールの雨傘」組曲という珍しい演目をやったので初台まで聴きに行ったが、なぜか一度もBメロが出てこない不思議なオケ用編曲版だった。何かAメロしか使えない理由でもあったのだろうか??)

― ― ― ―

本作では、ルグラン自身の出演映像やインタビューが、厖大なアーカイブからえり抜かれてあちこちにちりばめられていて、実に面白い。
彼は舞台裏で黒子に徹するような作曲家ではなかった。
堂々と表舞台にしゃしゃり出て、光を浴び続けてきた「スタープレイヤー」だった。
彼は、歌い、ピアノを弾き、軽妙にトークし、作曲し、アレンジし、オケを指揮した。
なんでもできる、正真正銘の天才だった。
協奏曲仕立ての自作曲のカデンツァで、いつ終わるとも知れない白熱の即興演奏(4分間!)を見せるシーンや、バーブラ・ストライサンドとのインタビュー中に即興で「イエントル」のスキャットを二人で披露するシーンなどは、はっとするくらい素晴らしかった。
半自伝的な内容らしいが、『6月の5日間』で映画監督まで務めていたのには恐れ入った。

伝説の女教師ナディア・ブーランジェ(コープランドやフィリップ・グラス、バーンスタインやバレンボイム、ヌヴーやリパッティなど、門人だけで1000人以上いる)のもとで正規のクラシック教育を受けながら、ジャズからの影響をも大きく受け、ポップスのアレンジャーとしてのキャリアを経て、映画音楽の世界で大成功を収めたその足跡は、エンニオ・モリコーネと被る部分も多い。
そういえば晩年になって、クラシックの世界で認められることを強く求めて純音楽(交響曲や協奏曲)の作曲をした点や、オケとの共演で自作曲の演奏会を組んで世界ツアーを敢行した点などでも、二人はとてもよく似ている。

「やりにくくて癇癪持ちのわがままな老人」としてのルグランを容赦なく描いている点でも、とても面白いドキュメンタリーだった。
まあ、いるよね、こういう優秀な人(笑)。
猛烈に周辺に対する要求が厳しいのだが、その要求が的を射ているので、傍から見ていると少し面白かったりする。コンミスに「音を外せ!」「まだ外れていない!」「それじゃニ短調だ!」とか叫ぶシーンなどは、思わず笑ってしまった。あと、ルグランに詰められた本作の監督が一瞬、カメラに目配せしてくるシーンも良かった(劇場でも笑いが起きていた)。
「指揮者が女とどこかに行ってしまった」とか、わざわざオケの前で不平不満の電話をかけるとか、怒り狂いながらも微妙にルグランの言動には茶目っ気があるんだよな……。

個人的には、20年ほど前にお仕事で大変お世話になった某大学教授(誰でも知っているような有名な方です。昨年亡くなられました)を思い出した。
あの方も、当時70を過ぎてなお猛烈な活力で働き続け、あらゆることに怒り狂いながら「私の怒りは清浄なる炎だ」とかうそぶいて自己正当化し、そのくせ寂しがりやで人から嫌われたくない人だった。常に諍いを引き起こしながらも実に愛嬌のある人で、多くの人に慕われて、常にグループの中心で君臨していた。僕はしょっちゅう叱られながらも、先生が大好きだった。まるでルグランと一緒のタイプで、本当に懐かしかった……(笑)。

― ― ― ―

ドキュメンタリーとしては、結構手の込んだつくりで、観ていて一切飽きるところがなかった。アーカイブ映像のつなぎ方、45人に及ぶインタビューの断片の処理、いずれも秀逸。
後半では監督本人が登場して、自身のインタビューまで挿入してくる自由さで、師匠と弟子のような温かい空気が二人の周囲には漂っていた。
ラスト・コンサートの緊迫感(いつルグランが落ちるかもしれない)とコーダの高揚(これが本当の最後なのだ)は、現場でリアルに体感した者だけが撮れる本物の魂のこもった映像で、実にスリリングだった(だからこそあのラストは泣ける!!)。

●個人的に彼の容貌は晩年のフリードリヒ・グルダ(ピアニスト)を思い出させるが、老齢ながらヴァイタリティあふれる様子や、似たような背格好とファッションのせいで、ずっと指揮者のエリアフ・インバルのことを考えながら僕は映画を観ていた。彼も90過ぎてなお毎年来日しては都響を振ってくれる。しかも年々足取りが軽くなっている印象があって、素晴らしい。

●昔の来日時の『シェルブールの雨傘』を日本人歌手に日本語で歌わせる企画の映像が出てきて、猛烈な共感性羞恥に襲われる(笑)。日本語云々はさておき、オペラ系の人に歌わせる曲じゃないよなあ。BLUE NOTE TOKYOでの晩年の来日公演の様子も収録。

●出てきた映画のなかで、観たことがあって実際にルグランの音楽が印象に残ってたのは、ゴダールの『女と男のいる舗道』『はなればなれに』、ルルーシュの『愛と哀しみのボレロ』『レ・ミゼラブル』あたりか。『思い出の夏』は曲は知っているけど映画は未見。『愛のイエントル』はお恥ずかしながら、今回の映画で初めて知った。

●アレンジャーとしての話のあたりで、ルグランが「枯葉」のポロポロ弾きをしているシーンがあったように思うのだが、あれは実によかった。

●スティングが礼賛者として出てくるのは、『華麗なる賭け』のリメイク版(ピアース・ブロスナン主演)で「風のささやき」をカヴァーしてたからなんだな。

●ナタリー・デセイ(ソプラノ歌手)がルグランに対して、結構辛辣な物言いをしてて笑う。きっと現場で面倒な思いもしたんだろうね……。そんなナタリー・デセイも今年の来日公演がラストになるそうで。

●パンフレットの監督インタビューで、監督が自己資金でルグランのドキュメンタリーを作っていることを知って、ルグランは本当に胸襟を開いた、あれが本当のきっかけだったという話をしていて、そりゃそうだよなと思った。「彼が公然と言ったことはありませんが、私はミシェルの遺言を撮影しているのだと感じました」。なるほど。
改めて、ミシェル・ルグランに深く哀悼の意を捧げたいと思います。

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じゃい

4.0音楽の大切さ

2025年10月9日
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泣ける

幸せ

癒される

この方が作曲された音楽が挿入されている映画って、誰もが金曜ロードショーや映画館で観たことがあるんだろうな。
無知なのでお名前は知っていても、どんな方が知らずに鑑賞。あっ聴いたことある!って言うものばかり。
お亡くなりなる直前までコンサートをされていたのが素晴らしい。

素晴らしい音楽や映画を生み出したり、色々な偉業を成し遂げる方に寄り添って支えているパートナーの存在って大切だなぁ。

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いちごのチョコレート

4.0ルグランの天才を知る秀逸なドキュメンタリー

2025年10月7日
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ミシェル・ルグラン(1932年2月24日 - 2019年1月26日)のアンソロジー&人生最後の公演の舞台裏を追ったドキュメンタリー。

改めて観る映画の名シーンの数々とルグランの音楽。
勝手に涙が吹き出した。
唯一無二の作曲家だった。

しかし映画音楽家の側面しか知らなかった。
彼は偉大なジャズミュージシャンだった。

歩くのもままならなくなった晩年、ピアノの前に座ると別人だった。彼の弾くピアノは饒舌だった。奇跡のように。

さらにシンガーとしても非凡だった。
知らなかった。

そう、これは嫌というほどルグランの天才を知る秀逸なドキュメンタリーだった。

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エロくそチキン2

3.0A314 ピアノが強烈 罵倒も強烈

2025年10月2日
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2025年公開
スティングが出てくるのはトーマスクラウンアフェアの縁?
やっぱり風のささやきはいいよねー
おもいでの夏が感想なかったのは残念。
結構エキセントリックなルブラン
まあ芸術家というのはこれくらい暴れないとダメなのかな。
ハリウッドに移った経緯も戻った経緯もよくわかりました。
60点
鑑賞 2025年10月2日 アップリング京都
配給 アンプラグド

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NWFchamp1973

3.0世界屈指の作曲家

Kさん
2025年10月2日
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改めて「キャラバンの到着」を聴いて
震えました。心に響くとはまさにこのこと。

関係者のインタビューからミシェル・ルグランの
性格は殺人者になったり天使になったりと
かなり気難しい人だったことが伺えました。

絶対に妥協しないという自分ルールが
素晴らしい音楽を生み出したのですね。

カトリーヌ・ドヌーヴさんの映像があって、
とても幸せな気分になりました。

生涯現役を貫いた天才音楽家が残した作品は
この先も決して色褪せることはない。

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K

4.0こりゃあ

2025年10月2日
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楽しい

興奮

凄い・・何日か前に観たツェッペリン映画級。出だしのカッコイイカッティングとジャズに引き込まれるが、造りは普通のドキュメンタリー。ただ、一人のアーティストを最後迄描けた部分ではビカミングよりまとまっている。
老境に入ると周囲は大分持て余していたみたいだけれど、才能については文句が付けられない。才能を最期迄仕事に出来た人なんだろう。
ピアノを弾くシーンが何度も出たが、明らかに左手の方が大きく長くないか?

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トミー

4.0パリのエスプリ?

2025年9月30日
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🇫🇷の映画音楽巨匠なので(ハリウッド🎥進出作品も勿論有るのですが)知らない映画ばかりだった 監督同様妥協を許さない、映像は隅々まで見尽くしている点は名匠の共通項かいな 歌も唄うというのが他の方々とは違っていて音楽も流麗で小粋な感じ シェルブールの雨傘が今更ながらラ・ラ・ランドだよと思った 最期の最期までお仕事全うする、プロ根性半端ない方だった
クインシー・ジョーンズが隣人だったのには吃驚、そしてスティングはどういう繋がりだったん?

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ゆう

4.0死んでたまるか!

2025年9月28日
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奇しくも今日は偉大な映画音楽家のドキュメンタリーを2本観た。オスカー1本vs3本だ。先日のハンス・ジマーのドバイコンサートも含めると映画音楽に陶酔する日々ということか。とはいえ、坂本龍一の死を見つめるドキュメンタリーは、音楽を、楽しむ作品ではなかった。諦観と覚悟。あくまで日本人として連綿と持つ、民族の死生観が通奏低音として在った気がする。その真逆の、最期と覚悟するコンサートのクライマックスで、指揮棒を放り投げるミシェル・ルグラン。その命の終わり方への「怒り」が、さすがだと伝わる。

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t2law

5.0生き抜く

2025年9月27日
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U.F.O.の名曲“Loud Minority”の元ネタとしてミシェル・ルグランを知ったのは20年前か

La Pasionariaが大好きで、何曲か自分のレストランのミュージックリストにも入ってる。ジャズプレイヤーだと思っていたら、大天才、20世紀最大の音楽家だと映画で知った

生き抜くこと
それは、好きな音楽をやり切ること

これから老いを迎える私にとって、どう生きるべきかを教えてくれた伝記映画。ラストの指揮棒を飛ばすシーンに震えました

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カイジラ

3.0誰が誰だか?

2025年9月26日
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単純

知的

幸せ

海外のドキュメンタリーではありがちだが、インタビューされる関係者の名前が最初しかテロップで出ないので途中で誰だかわからなくなる。日本のワイドショーのようにカメラが切り替わる度に何度も名前と経歴が出るのはウザいが。
新宿武蔵野館ではパンフレットの内容が購入前に確認できるので、普段買わないパンフレット(1000円)を購入してしまいました。

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Yoshi

4.0クラシック プラス ジャズ = ミシェルルグラン

2025年9月26日
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以前、別のドキュメンタリー映画で見たもう一人の映画音楽巨匠エンニオ・モリコーネとの共通点と相違点。
共通点ークラシックがベースになっていること。
相違点ーモリコーネは現代音楽寄りのクラシックを目指し、時には楽器以外も使用して斬新な音楽を創作した。
ルグランは、ジャズが大好き。クラシックとジャズの融合を目指し、心地よい音楽を産み出していった。

「キャラバンの到着」にはまりました。仕事がはかどります!

ルグランは、より良い音楽をつくるため、無茶を言います。
それを笑って許している回りの方々も素敵です。

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ぴのこねこ

4.0音楽家

2025年9月24日
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知的

映画音楽に携わったのは比較的人生の後半だった事を知り、むしろ、彼が若い頃にジャズに嵌りクラシックに憧れたと言う事が知れて良かった。フランス音楽にとってミシェル・ルグランの存在の大きさを知れたことも良かった。
とは言え、私には、シェルブールの雨傘と思い出の夏(The Summer of 42')が、一生の思い出に残る名曲です。

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Cabe

4.0映画音楽家である以上にミュージシャンとしての素晴らしさを実感できる一作!!

2025年9月23日
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知的

斬新

映画音楽家であるミシェル・ルグランを知らずとも、「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」のメロディを聴けばあぁ、あの音楽かと誰もが思う事であろう!!
さらに「愛と悲しみのボレロ」「プレタポルテ」「ネバーセイ・ネバーアゲイン」etcの楽曲にも携わっているとはまさに天晴れである!!
ただそうした映画音楽家の一面よりも、2018年12月のフィルハーモニー・ド・パリでの演奏等、その一切の妥協を許さないミュージシャンとしての厳格な姿勢に誰もが心を打たれる事であろう!!
映画の歴史を変えた音楽家の言葉に偽りはありません、合掌!!

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ナオック

3.0「シェルブールの雨傘」を日本語で歌うのは違和感しかない。

2025年9月23日
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全く触られないだろうと思っていた「面影」が、1フレーズだけでも流れたのは感動した。

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ムーラン

3.5天才音楽家の伝記として後世に価値を発揮しそう

2025年9月21日
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知的

幸せ

本人映像を繋ぎ合わせた伝記者。名前は知らなかったが、確かにこの映画で紹介される映画音楽はどこかで聴いた事があり耳に残る名作ばかり。22世紀にも古典として残っていそう。Blue Noteのジャズセッションを聴いてみたかった。

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Salu!!