抗う者たちのレビュー・感想・評価

「抗う者たち」を拝見しましたが、思った以上に引き込まれる作品でした。
最初は“死神”が登場するのでファンタジー寄りなのかと思いましたが、過去に戻りもう一度向き合わされる展開は重みを感じました。遺品整理という身近なテーマがリアルに響き、生き直すことの意味を考えさせられました。また、裏社会の男に追われるシーンは緊張感があり、未来を助けようとする姿には強い熱を感じました。“抗う”という言葉は大きな戦いではなく、自分の弱さや過去に正面から立ち向かうことなのだと気づかされました。

ストーリーとして成立してない。
ツッコミどころが多すぎました。
短い映画の割に遺品整理の場面2割、ヤクザ3.5割、男女の描写が2.5割、その他2割(意味のわからない占いシーンなど)
泣けるシーンを描きたかったっぽいですが
それぞれの描写が短すぎてなんにも感情移入できませんでした。
ツッコミどころでは
途中のシーンで「ヤクザとは結婚できん！」
とか抜かしてたのに結局結婚してること
「危ないことはやめて、気をつけてね」ぐらいのセリフにしとけば良かったんじゃないでしょうか
あとシンプルにヤクザのシーン多すぎます。

最後のシーンで「おばあちゃんみたいに抗って生きてくからね」みたいに言ってましたがおばあちゃんが何に抗って生きてたんですかね？死んでる所から始まってて描写が一つもないのにそんなこといわれても何にも分かりません。

主演(ダンカン)のやり残したことが他人の遺品整理なこと。主演の人物が本当は元ヤクザで亡くなったはずのヒロインの父親だったみたいな設定
があればまだ良かったと思う。
いろいろ書きましたが
まとめると「脚本がおかしい」これに尽きます