劇場公開日 2025年7月11日

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BAD GENIUS バッド・ジーニアスのレビュー・感想・評価

全56件中、21~40件目を表示

4.5ハラハラするスリルの中で

2025年7月22日
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鑑賞方法:映画館

どのように表面化するのかはそれぞれ違うが、それぞれが己の利益の為に搾取し、搾取され、それを受け入れて生きていくことが、大人になるということなんだろうと思った。

この映画に出てくる大人達はまだ、本物の愛だとか正義だとか、才能に対する敬意だとか、そういうものを内面に保持した上で、人生というゲームを慎重に行っており、それが子ども達が強く正しく生きる為の糧となっているが、上辺のゲーム性だけが注視されるようになってきたこれからの社会で生きなければならない若者は大変だろう。

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amane

3.5ラストはアメリカそのものか

2025年7月22日
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残念ながら、原作は超えられなかった。タイ映画の原作の秀逸さを再確認。外国の大学に留学したいタイの下流層の物語のほうが、私達には理解しやすいし、話も国際試験とスケールが大きく、スリルも高まる。タイのキャストの方が、ぴったりはまっていたなあ。
ただ、このアメリカ版は、アメリカのマイノリティからすれば、切実な物語になるのかもしれない。特にラストは、アメリカで生きていくということのリアルが描かれていて、ナルホドと思った。

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ごまめ堂

3.5カンニングの緊張感が伝わる

2025年7月22日
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興奮

ドキドキ

天才の主人公が友達の為にテスト中、答えを教えてあげたらそれがビジネスになった。
貧富の差や移民問題など社会問題に触れつつカンニングを正当化しようとする流れにはなるが、やはり悪事は悪事で、、、という話し

テスト中も予想外なトラブルが起きたり、手に汗を握るシーンが多くハラハラドキドキする。
何が正義で何が友情なのか?葛藤したり悩んだりする展開や主人公なりの答えの出し方
最後まで目が離せず、面白い映画でした。

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ゆきた。

3.5桁外れの金持ちが存在する国だからこそのストーリー

2025年7月21日
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タイ映画がオリジナルだそうですが、きっとアメリカ製はアメリカオリジナルっぽくなるだろうと推察。国が変われば文化も社会も変わるし。
貧しいけどものすごい秀才には、大きな支援が与えられるアメリカのシステムは素晴らしい。ただ、シンプルに有名大学に進学するという目標だけではなく、楽な暮らし…親にも楽をさせたい…希望が膨らみ続ける…それは夢ではなく、欲。
桁外れの富裕層が沢山存在するアメリカならではの、まあ、あり得ないと思いたいようなお願いに、高価な謝礼目当てに明晰な頭脳を使う主人公。お金儲けのために魂を売ってはダメ、というギリギリの道徳観念、罪の意識に主人公が選択する手段は、ジタバタしても変えることは出来ない社会構造を逆手に取り、出来る限りの抵抗を示した結果、という感じ。個人的には絶対関わりたくない種類の人々ばかり出てきたストーリーだが、犯罪エンターテイメントとしては面白かった。

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まっちゃまる

3.0実際に可能なの?

2025年7月20日
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まず若い人たちで「クンタ・キンテ」が解る人どれくらいいるのかな?
タイのオリジナル版、結末とか忘れてしまった。さて試験会場の時間差を利用したカンニング、日本じゃ考えられないがアメリカなら可能なの?いややはり無理でしょ。

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あらじん

3.5ピカレスクと青春物語の狭間で……

2025年7月20日
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よして

3.0改悪リメイク

2025年7月19日
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ハリウッドリメイクってことで、当然ながら面白いだろうと期待していたら、まさかの悪くなってる…

アメリカを舞台にアメリカ人でリメイクすると、なんか当たり前な感じになっちゃう。

あと、はしょりすぎ(笑)

130分だった尺が97分になり、カンニングのトリックが分かりずらくなってるし、話のスケールも小さくなって、かなりショボくなってる(笑)

ダメだ、こりゃ(笑)

キャスティングも脚本も演出も音楽も、オリジナルのタイ版の方が絶対いい。

このリメイクを観た方でオリジナルを観てない方は、ぜひオリジナルのタイ版も観て下さい。

オリジナルの良さ、リメイクの改悪さ、が分かります。

大したことない作品に成り下がった改悪リメイク、ガッカリした…(笑)

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RAIN DOG

5.0まさにミッションインポッシブル!

2025年7月18日
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楽しい

興奮

ドキドキ

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北のやまさん

4.0とびきりキュートな悪党娘にハートを射抜かれました。

2025年7月17日
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興奮

知的

ドキドキ

とにかく息をもつかせぬアップテンポな展開。
設定は秀逸、伏線もきちんと回収されて大満足で劇場を後にしました。

娯楽作品として面白いだけでなく、アメリカの格差社会や移民問題、ジェネレーションギャップに民族固有の価値観、そして若者のアイデンティティ…
様々な問題提起をすることでストーリーに適度な重みが加えられて作品の完成度を上げています。

そして何よりも主役の天才娘のキュートさと言ったら!
天使と悪魔が同居するような、目まぐるしく変わるその表情に胸キュンしっぱなしでした。
これはお勧めです。

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さとうきび

4.0面白かったぁ!

2025年7月17日
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面白かったぁ!大ヒットしたタイ映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』のハリウッドリメイク版。

舞台をアメリカに移し移民問題を絡めた脚本が秀逸。オリジナルより断然こちらの方が良かった。

オリジナルに見られた後味の悪さもなくなりスッキリ爽やか、納得の終わり方で実に爽快だった。と、思ったら『コーダ あいのうた』のスタッフ再結集だった。どおりでいい作品の訳だ。超オススメ!主人公と共にドキドキはらはら出来ること請け合いだ。

私はオリジナルタイ映画版よりこちらのハリウッドリメイク版の方が断然好みでした。

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snowwhite

3.5おバカボンボンもピアノは弾けるのねぇー天才ダークヒロイン!

2025年7月17日
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ユメ

3.5カンニング、ダメ絶対!

2025年7月16日
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楽しい

知的

驚く

■作品情報
2017年のタイ映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』をハリウッドでリメイクした作品。原題も『Bad Genius』。監督はJ・C・リーが務め、脚本はリー自身とジュリアス・オナーが担当。主要キャストには、主人公リンをカリーナ・リャン、バンクをジャバリ・バンクス、グレースをテイラー・ヒックソンが演じている。貧困を背景に、天才的な頭脳を持つ学生が大規模なカンニング計画に手を染めていくクライムスリラー。

■あらすじ
貧しい家庭に育ちながらもずば抜けた学業成績を誇る天才少女リンは、奨学金を得て名門高校に特待生として入学する。ある日、落第寸前の親友グレースを助けるため、リンは試験中に巧妙な方法で解答を教え、グレースを救う。この一件をきっかけに、グレースの恋人で富豪の息子であるパットは、リンの才能に目をつけ、高額な報酬と引き換えに劣等生たちのためのカンニングビジネスを持ちかける。リンの関与はしだいにエスカレートし、やがて彼女の計画は、世界規模の統一試験を舞台にした前代未聞のカンニング作戦へと発展していく。

■感想
公開4日目の平日の夜ということもあり、劇場でたった一人で鑑賞するという贅沢な時間を過ごさせてもらいました。客入りは芳しくないようですが、作品はなかなかおもしろかったです。

カンニングという行為は、学生であれば誰もが一度は「もしも見つからなければ…」と心を揺さぶられる悪魔の誘惑ではないでしょうか。私自身も恥ずかしながら思い当たることがあり、天才リンの仕掛ける巧妙かつ大胆な作戦が、しだいにエスカレートしていく様に、感心してしまいます。と同時に終始ドキドキが止まらず、いつ発覚するのかと、ハラハラしながら見守る感覚は、まさにスリリングです。

そんなカンニングのスリルだけでなく、リンと父親との関係、友人たちとの絆、良心の呵責、そして社会的な格差や移民問題といった重層的なテーマがテンポよく描かれており、物語に最後まで引き込まれます。単なる犯罪スリラーに終わらず、登場人物たちの内面的な葛藤や背景が描かれている点も本作の魅力となっています。

しかしながら、最初は純粋に友人を助けたいという気持ちから始まったリンが、あれよあれよという間に「闇落ち」していく過程には、なかなか共感しにくい部分があります。経済的に困窮しているという理由があるとはいえ、特待生として授業料を免除されている彼女が、そこまで悪事に手を染めるほど追い詰められているようには見えません。また、優しい父親に愛情深く育てられ、父親のために公立高校への進学を申し出るような一面もあったのに、母親との美しい思い出につながる大切なピアノをカンニングの手段として利用したことも、理解に苦しみます。それだけに、リンの行動原理に納得がいかないモヤモヤが残ります。

それでも、最終盤で彼女が漏らした「思いついてしまった方法を試してみたかった」という心情には、ストンと腑に落ちるものがあります。やはり彼女は、常識や倫理を超越した「天才」なのだと強く感じさせられます。ラストシーンは、一応の決着を見た形にはなっていますが、観客としてスッキリ爽快な気分になれるかというと、そこまでではない点が少し残念です。しかし、それがまた、この物語のリアリティや深みにも繋がっているのかもしれません。

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おじゃる

4.0ピアノの旋律

2025年7月16日
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興奮

ドキドキ

オリジナル未見
アマプラで先に見そうになったが
グッと我慢。

ギュッと凝縮した97分。
良かった。

移民問題、貧富格差等 ハリウッド版は
エグくない程度に綺麗にフォーカスされて
飽きずにラストまで。

近日中にタイのオリジナルも見る!

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虎吉

3.0やはり

2025年7月16日
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オリジナルのタイ版を観ているので、どうしても新鮮味に欠ける。主人公のリンは可愛かったが…

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Cabe

3.5金持ちのわがままには関わらないに限る

2025年7月16日
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金持ちのわがままには関わらないに限る

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blue

2.5キンタローにしか見えなかった。

2025年7月16日
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単純

ドキドキ

中華系の移民として貧しい家庭で育った天才少女リンは、名門高校に授業料免除の特待生として入学した。ある日、リンは落第の危機だった級友のグレースを助けるため、試験中に消しゴムを使い解答を教えた。グレースの恋人で弁護士の息子・パットは、そんなリンの才能に目をつけ、学校の劣等生たちを救うビジネスを持ちかけた。やがてその計画は、大学入学のための全国共通テストSATでのカンニング作戦へと発展していき・・・さてどうなる、という話。

2017年のタイ映画、バッド・ジーニアス 危険な天才たち、のリメイクらしいが、観てないので比較は出来ないが、イマイチだった。
まず、あれが天才?て感じ。暗算が得意な子、くらいにしか見えなかったし、ピアノも・・・。そして何よりリンに魅力を感じなかった。
天才なら悩んだり泣いたり逃げたりしたんじゃ面白くない。
リン役のカリーナ・リャンがイマイチだったからかも。
芸人のキンタローにしか見えなかった。

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りあの

3.0Scholastic Asshole Test

2025年7月16日
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uz

4.0こっそりハリウッドリメイク

2025年7月15日
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興奮

ドキドキ

8年前だったんだ。うろ覚えだった。やっぱいろんなこと忘れてた。ラストは本家よりスカッとジャパンだったかも。いやいや、悪いことはできないし。良い子は真似しちゃいけません!

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印刷局員

3.5こうして成り上がる

2025年7月15日
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2017年のタイ映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のハリウッドリメイク。
基本登場人物の名前はタイ版と一緒。
舞台はタイからアメリカの話に変わり、主人公は中華系。
ライバル的な男子は、アフリカ系。
(どちらもタイ版の方がキャラクターが素敵だったような…)
ストーリーの大筋は変わらないながらも、大幅にテンポアップ 。
その分、緊張感は薄くなっているものの、ハラハラドキドキは健在です。
そして…
金持ちバカ娘&バカ息子は、本作の方がゲスクズ感が増していて、それがラストの展開への違いに生きていて。
ハリウッド版の方が後味スッキリさせてくれました。

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kinako-cat

5.0カッコイイ!カンニングシーン

2025年7月14日
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知的

カンニングシーンが、スピード感のある画面構成、展開と
音楽、音響も相まってスリリング、スタイリッシュでカッコいい。
カンニングは、やってはいけないことだけど、ほんとうに描写がクール。

格差や差別などの社会問題が基調としてあることが
単にカンニングの成功可否のハラハラ・ドキドキだけでない
複雑な感情を喚起し、物語にしっかりと奥行きを与えている。

はじめは権威や金持ち連中の思惑に便乗しているようにみえて、
最後に一泡吹かせるという展開も痛快でお見事。

手段は問題あるにしろ、
こうゆう逞しさを感じる映画からは、いつも元気がもらえます。

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HK