「【”米国格差社会の壁を、人並み外れた頭脳でぶち破り、自らの新しき人生の道を切り開け!”今作は人種問題、格差を絡めつつ原作のラストを大きく改編したラストが爽快な作品である。】」BAD GENIUS バッド・ジーニアス NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”米国格差社会の壁を、人並み外れた頭脳でぶち破り、自らの新しき人生の道を切り開け!”今作は人種問題、格差を絡めつつ原作のラストを大きく改編したラストが爽快な作品である。】
■中国系移民の女子高生リン(カリーナ・リャン)は、全科目学年トップの頭脳を誇り、且つ陸上、ピアノも得意で夢はジュリアード音楽院でピアノを学ぶのが夢の女の子。だが、母は亡くなり、父はコインランドリー経営で、家計は厳しい。
そんなリンが名門校に特待生として迎えられる。
直ぐに友達になった白人、金髪グレース(テイラー・ヒックソン)とその恋人でパパが高名で、富豪弁護士の白人のパット(サミュエル・ブラウン)は、彼女に報酬を払い、試験でカンニングさせてくれと頼むのである。Win Win の関係になった彼ら。リンは見事に二人に好成績を取らせる。
更に、”鉄壁”と言われる全国共通試験でも依頼され、黒人秀才のパンク(ジャバリ・バンクス)も”何故か”仲間になり、時差を利用し、”鉄壁”を打ち破ろうとする・・が。
◆感想<Caution!内容にチョイ、触れていますので、未観賞の方はここまでにしてね!>
・この映画の構想は、製作した「コーダ あいのうた」の制作陣の意図的なモノであったのではないかな。クスクス。
だって、主人公が社会的弱者の中国系移民の女子高生リンでしょ。
そして、おバカな白人カップルが仲間でしょ。
更におバカなパットの父親は高名で富豪弁護士でしょ。
・けれども、今作はそれを途中まで気取られずに(というか、リンは真面目にカンニングを頑張っている。)映す所が面白いんだよねえ。
黒人秀才のパンクが、リンの仲間になった理由とかさ。不法移民だったのね・・。
・それを会場で受験したリンとパンクの答えを、携帯のメールでグレースとパットが待つ場所に送り、鉛筆のバーコードにするシーンなどは、オリジナルのマンマなんだけど、その後の展開が、予想のやや左斜め上に行く展開で、良かったなあ。
<でもって、リンはパンクの行った事を、パットの高名で、富豪弁護士のパパに告げて、見事にパンクの永住権の確保と、多額の真面目に勉強していた生徒達への賠償金と、自らのジュリアード音楽院で勉強をするための、環境代金請求シーンは、ナカナカでありました。>
■私は、年に1-2回、良い年をしたオジサンなのに悪夢を見る。
ショートスリーパーなので、普段は夢なんか一切見ないのに。(あ、昔のガールフレンドは時々出るよ!テヘ。)
どのような夢かというと、イキナリ試験会場に座っていて、目の前の答案用紙は真っ白で、試験官の”残り10分です!”という声が会場内に響き渡り、”ウワワわー!”と叫ぶ夢である。こんな夢で起きた一日は、私は睡眠不足でもあり(普段は3時間睡眠だがイキナリ、ノンレム睡眠に入り、最後30分程度レム睡眠になるようである。)超不機嫌なのである。
受験勉強は好きだったが、本試験は嫌だったもんなあ。
でも1時間はかかるんですね~
1時間かけてでも観に行くNOBUさんの映画が好きって思い伝わりますわ!
高校野球、花火大会、夏祭りの時期ズラせと私思ってます。春、秋あたりなら気持ちよく楽しめると思うんですがね~
今日は自宅まったり既に酒飲んでます!家近かったら一緒に酒飲みたいっすね~

