「ラストはアメリカそのものか」BAD GENIUS バッド・ジーニアス ごまめ堂さんの映画レビュー(感想・評価)
ラストはアメリカそのものか
残念ながら、原作は超えられなかった。タイ映画の原作の秀逸さを再確認。外国の大学に留学したいタイの下流層の物語のほうが、私達には理解しやすいし、話も国際試験とスケールが大きく、スリルも高まる。タイのキャストの方が、ぴったりはまっていたなあ。
ただ、このアメリカ版は、アメリカのマイノリティからすれば、切実な物語になるのかもしれない。特にラストは、アメリカで生きていくということのリアルが描かれていて、ナルホドと思った。
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