富士山と、コーヒーと、しあわせの数式のレビュー・感想・評価
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日常を淡々と描いた作品
私にはイマイチ響かなかった
ちょっとずついいんだけどちょっとずつ物足りない
2025年劇場鑑賞303本目。
エンドロール後画像有り。
結構レビューの点数が高く、観たいのだけど、県内では1箇所しか上映していないのに2週目まともな時間にやってくれるか心配でしたが無事鑑賞。
あ〜これJO1ファン票か・・・。
亡くなった夫が申し込んでいた、オープンカレッジに行くことにしたおばあちゃんのところに、夫が亡くなったばかりの母を心配した娘が自分の息子を一時的に同居させることにしたという話。
てっきりおばあちゃんの大学での話がメインになるのかと思いきや、大学でのエピソードはほぼ無し。どうりでクラスメイトに知ってる俳優いないと思ったよ!孫のコーヒーの話が結構メインで、それにおじいちゃんが趣味で作った脳トレ用の数式が度々出てくる感じです。
謎解きゲームを趣味にしている自分から言わせてもらえば、専門知識がないと解けないのは脳トレじゃなくて暗号だよ・・・。
なんかこう色々な要素があったけど最終的に薄い映画だなぁと思いました。
豆ちゃんのお仕事を応援したくて劇場まで行ったんだけど、ずっと番宣と...
心が洗われる作品
最後がもう、、、
最後は泣けて、これからの人生のヒントがもらえる。
祖父の死をきっかけに動き出す日常。愛する家族には想いを伝えたい。死んでからでは遅い。大きな祖父の愛に気付く富士山でのひととき。
定年後の人生を漠然と考えるが大学で生涯学習をするという選択肢はなかった。それも良いなと思えた。
市毛さんと豆原さんが本当の祖母と孫みたいな雰囲気で良かった。
今回初めて一人で映画を観た。
文京学院大学の素晴らしさが伝わる(だけ)
文京学院大学の素晴らしさ、島田先生のお母さまへの愛情が伝わった。
この大学のインターンを何年かお預かりしたことがある。インターンにくる学生が、この映画の男の子と同じで、本当にいい子ばっかりだった。いろんな大学が企業インターンに取り組んでいるが、この大学のように、期間終了後は大学に企業が招かれ、教場でインターン生から企業体験のレポートのプレゼンを受ける。ここまで学校ぐるみで取り組んでいる例はあまり聞いたことがない。
東日本大震災は、この大学の附属幼稚園で打ち合わせ中に被災した。混乱の中、職員の方も落ち着いて対応されており感心した。
エンディングロールには、お世話になった映像メディアの教授のお名前。心よりお祝い申し上げます。
楽しい老後
知らないことは色々と─
本当の幸せは何か教えてくれました
心にじんわりと沁みてくる
■ 作品情報
監督は中西健二。脚本はまなべゆきこ。主要キャストは豆原一成(JO1)、市毛良枝、酒井美紀、八木莉可子、長塚京三、市川笑三郎、福田歩汰)、藤田玲、星田英利。
■ ストーリー
母の仕事の都合で祖母の文子と同居することになった、大学生の拓磨は、亡くなった祖父・偉志の書斎で、文子宛の大学入学案内を見つける。それは、若い頃に学びの夢を諦めた文子への、偉志が遺したサプライズだった。当初戸惑った文子だが、やがて大学への入学を決意し、新たな学びの日々を謳歌し始める。一方、コーヒーに情熱を注ぐものの、自身の夢に自信が持てず、将来に迷いを抱える拓磨。生き生きと大学生活を送る文子と対照的に、彼は自身の進むべき道を見つけられずにいた。そんな二人を繋ぐのは、富士山を愛した偉志が手帳に残した、ある不思議な数式である。 この数式は、祖父の深い思いを秘め、お互い、そして家族を新たな人生の景色へと導くきっかけとなる。
■ 感想
予告編の温かい雰囲気に惹かれ、本作を鑑賞してきました。平日の夕方ということもあり、観客はまばらでしたが、おかげで作品の世界に静かに深く没入でき、周囲を気にすることなく涙を流すことができました。
夫を亡くした文子が再び前を向いて歩き出し、孫の拓磨は将来を真剣に考え始め、娘の綾は母と息子への態度を改めていく。それぞれの登場人物が自分自身を見つめ直し、成長していく姿が非常に丁寧に描かれています。
当初、三人の関係は少しぎくしゃくしていましたが、もともとそれは誰かが悪かったわけではありません。相手を思っての言動が、少しばかり言葉が足りなかったり、言い方が不器用だったりしたために、わかり合えなっただけなのだと思います。それに気づき、関係性を改めていく姿がとても自然で、観る者の心にじんわりと沁みてきます。
また、回想シーンで何度も登場する祖父・偉志の存在が、この物語に深い味わいを与えています。長塚京三さんの温かな眼差しと穏やかな微笑みを見るだけで、なんだか涙を誘われます。そして、ラストシーンで完全にとどめを刺されます。もう泣くしかありません!夫婦の深い愛に胸が熱くなります。
それにしても、拓磨は今どき珍しいぐらい本当に良い子です。でも、こんな素敵な祖父母と母親のもとで育ったのなら、それも当然だと納得させられます。彼を始め、文子も綾も、今回の出来事を通して多くのことを学んだように思います。本作は、「その気があれば、人生はいつでも、どこでも、誰からでも、ずっと学び続けられる」という大切なメッセージを伝えているような気がします。自分も「まだまだ人生の5合目」という気持ちで、過ごしていきたいと思います。
何気ない日常に気付きを。
あったかい映画です
優しい時間でした
『豆原一成』
まめちゃんの演技を楽しみに往復6時間掛けて映画館に足を運びました
水曜日がお休みの娘も誘っての映画鑑賞
いつもはクールな娘がどんな感想を持つのかも楽しみで……
JO1メンバー出演の映画といえば
いつもはお若いお嬢さんが多い印象でしたが
今日はなかなか年齢層高め⁉️
ご夫婦連れの方 お友達同士 おひとりで観に来てらっしゃる方も何人もいらっしゃってたようでした
笑いが起きたりとか言う訳でもなく
静かに静かに優しい時間が過ぎていく……
そんな気持ちで見終えた気がします
病気になり急に仕事を辞める事になり
気持ちが落ち込んで引きこもりのような
人との関わりを極力避けてきた
闘病生活していた五年間が
なんとも勿体なかったな…と思えたり
もう少しまわりの人に優しくしなきゃな…と反省したり…
大きなチャレンジは出来ないけれど
とりあえず『本』を読んでみよう!!と決めました
エンドロールでは『ひらく』が流れるの知っていましたが
あんなに胸に突き刺さるとは…
映画を観てから楽曲制作されたと言う秦さんの
紡がれる言葉がぴったりと寄り添っていて
本当に最後まで涙が止まらないおばちゃんでした
娘は涙を流すことはなかったようですが
『いい作品だったねぇ 休みつぶして来てよかった』って言ってたので多分最高だったのだと思います笑
劇場を出てトイレに入ると私たち母娘の後ろの席に座ってらしたお友達同士のおふたりが
『何となく見に来たけどいい映画だったね
何度も泣いちゃったわ』
『ほんとに良かったよね』と仰っていて
出来ることなら
『ありがとうございます』って握手したいくらいでした
じわじわとでもいいから映画の評判が広まって
沢山の方の心に届くといいなと思います
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