「最後は感動」富士山と、コーヒーと、しあわせの数式 まみぃさんの映画レビュー(感想・評価)
最後は感動
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将来に悩む大学生と、夫を亡くして間もないおばあちゃんとの日常を軸にしたお話。
派手な事件が起こる訳でもなく、気を張らずに安心して鑑賞できました。
が、投資詐欺にあった主人公が、投資を紹介してくれた先輩のもとを訪れるのに同行するおばあちゃん…とか、
亡くなったおじいちゃんの残した脳トレ問題を「オレは学生時代、クイズ研究会だったんだ!」と解き始めるカフェの店長とか…
ノリがサザエさんのようで、ちょっと違和感を覚えました。
冒頭でおばあちゃんが「お味噌汁を作り過ぎちゃった」とおじいちゃんの遺影に話し掛けているところから、長患いの末の死別ではなく、わりと急なお別れだったのかな?と想像し、物語の芯にはおじいちゃんとおばあちゃんの夫婦愛があるはずなのに、あまり喪失感のなさそうなおばあちゃんにも違和感。
ただ、ラストの仕掛けは、おじいちゃんからおばあちゃんへの深い愛が感じられ、すてきな夫婦だったのだなー、と、涙しました。
いろいろ不思議な映画でした。
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