「作り手の気持ちが苦味を美味しさへ」富士山と、コーヒーと、しあわせの数式 カルヴェロさんの映画レビュー(感想・評価)
作り手の気持ちが苦味を美味しさへ
大掛かりな映画も楽しいけど
身近でささやかなお話もいいものです
若い頃はヒューマンドラマなど見向きもしなかったな
本も読まずただただ派手に宣伝された映画に飛び付き与えられるままに何も考えずに作品を見て
「あの場面がスゲー!」などとはしゃいでいたものです
落ち着いてゆっくりと作品と向き合いながら映画を楽しむようになれたのはいつ頃からだったろう
演者の方々の些細な表情に心が動くようになったのは年を重ねたからなのだろうか
いつの頃からか、物語に入り込み苦しんだり喜んだり我が事のように見ている自分に気がつきました
良いことがあれば一緒になって喜び
悩む人がいれば、互いにオロオロし
悲しむ人とは共に涙をながす
きっとコレは正しい映画の見方なのかもとも思います
けして架空の話ではない
私の身の回りにある現実なのだとも思えるのです
いつでも、現実逃避でき夢の世界に入ることが出来
そして現実と向き合える
いつまでも暗闇の銀幕に映し出されるささやかな時間を楽しみたいものです
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