「死後に伝わる愛」富士山と、コーヒーと、しあわせの数式 プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
死後に伝わる愛
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大学生の主人公は、母の長期出張の間、祖母良枝の家で生活。
パッとしない性格だったが、珈琲に強い拘りを持ってた。
良枝が生涯学習で主人公の大学に通うことになったり、
主人公が就活をせず喫茶店を起業しようと考えて、
資金作りを焦って投資詐欺に遭うなど、色々あった。
少し前に死んだ良枝の夫は大の富士山好きだった。
そして謎の暗号を残してた。それを解き明かす主人公。
そして主人公は祖母や母と共に富士山に行った。
祖母と母には確執があったが、そこで互いに歩み寄る。
そしてそこには何と祖父の自作の絵手紙が展示されてた。
ただただ良枝への感謝を綴るものであり、良枝は感動した。
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市毛良枝さん、お婆ちゃんの歳になっても素敵やなあ。
独特の知的さと清純さがちっとも変わらない。
好奇心が強く、生きることに前向きな役に見事ハマってた。
主人公の祖父役の長塚京三さんも相変わらず味があるが、
この爺さんは結局何がしたかったんだろう?
金婚式に富士山で件の絵手紙を見せたかったってこと?
その覚書として書いてたものが暗号っぽく見えただけ?
だとしたらちょっとカワイイな。
あと主人公が投資詐欺に遭うことが後々、
ストーリーに何かの形で関わって来るのかと思いきや、
ただただ騙されただけやった。切ないなw
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