「リアルな日常、自然な表情、大切に思える台詞 日本映画ってこうだった」富士山と、コーヒーと、しあわせの数式 beanboxさんの映画レビュー(感想・評価)
リアルな日常、自然な表情、大切に思える台詞 日本映画ってこうだった
驚くような展開や大袈裟な感情といった派手さはなく、あぁ、日本映画ってこうだったと思わせてくれる。リアルな日常のなかで夢と現実、学び、愛情をいろんな世代の立場が登場人物に投影して観る。ふとした表情や仕草にそれぞれの思いや愛情が表れてあたたかい気持ちになる。心に残る台詞がたくさんある。文子と拓磨、拓磨と紗季それぞれのかわいさが微笑ましい。個人的に綾が自分に重なった。相手のことを思いやるのと正そうとして決めつけるのは違う、改めて気づかされた。主題歌のひらくが映画のその後に沿う歌なのでエンドロールの右端に歌詞が出ていたらよかったと思う。
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