「ほのぼの」富士山と、コーヒーと、しあわせの数式 おりさんの映画レビュー(感想・評価)
ほのぼの
1度目はひとりで、2度目は文子世代の母と一緒に見に行きました。
息子が同年代の豆原一成さん演じる拓磨の葛藤や成長が身近に感じられ、仕事に追われカリカリしている私自身と、拓磨のお母さん綾の姿が重なりました。文子との親子喧嘩では「ごめんね」と言えない複雑な気持ちに共感するところもあったり。
市毛良枝さんと長塚京三さん演じる夫婦の愛が素敵でした。日常の感謝を大切にし、文子へ心温まるサプライズを贈る偉志の姿は、まさに理想の夫婦です。お二人の自然な演技が、物語に深みを与えていました。
豆原さん演じる拓磨は、少し頼りなくても紗季が好きな拓真の優しくて誠実な人柄が伝わり、その優しい雰囲気が非常に魅力的でした。
拓磨のコーヒーへの深い愛情は伝わってきましたが、コーヒーを淹れるシーンで湯気や香りがさらに表現されていれば、コーヒーの魅力がさらに引き出され拓磨のこだわりがより際立ったように思います。
家族の温かさや、夢を追いかけることの素晴らしさを教えてくれる、幅広い世代に響く映画だと改めて感じました。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
