「今の自分を少し好きになれる映画です」富士山と、コーヒーと、しあわせの数式 cheeさんの映画レビュー(感想・評価)
今の自分を少し好きになれる映画です
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予告を観て想像していたより現実味のある映画でした。最初はほぼ市毛さんと豆原くん、もしくは豆原くんと八木さんの2人芝居が多くしかもそこまで大きな出来事もなく静かに日常が進んでいくというシーンでとんでもなく俳優さん達は技量を求めれたと思いますがさすが市毛さんそして最近たくさんの作品で見られる八木さん素晴らしかったですし、まだまだ演技経験の少ない豆原くんもとってもいい味を出してたし、今の現代の大学生といった本当にいそうなおっとりしてる男の子の役を上手く演じていたなという印象でした。
娘とお母さんが言い合うシーンがとてもリアルで母と娘ってこういうことあるーって思う反面、そうか、市毛さんくらいの年齢の方は確かに中卒が多くそういう背景があって娘に色々と思うところもあるんだろうなと改めて気付かされました。だからこそ自分に自信がない部分もきっとあり、夫と娘の会話に入れない思いを想像しただけで涙が出ました。でもクライマックスであのサプライズ。もう涙が止まりませんでした。長塚さんはそこにいるだけで物語が見えてきてもう素晴らしかったです。
自分に自信と勇気をくれる、前を向ける作品だと思います。
また観に行こうと思います。
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