「思いやりが繋ぐ世界」富士山と、コーヒーと、しあわせの数式 S☆さんの映画レビュー(感想・評価)
思いやりが繋ぐ世界
夕方から予定があったので、公開初日の朝一で観に行きました
近所の映画館は平日はお客様があまりいないのですが、朝一にも関わらず年配の方々も沢山いらっしゃって、まずそこにビックリして作品の期待度が高いことを体感しました
私自身おばあちゃん子で、祖母は当時にしては珍しく一人っ子でお手伝いさんがいる様な家庭で育ったとても品がある人でした
市毛さんの演技がとてもリアルで祖母にリンクして、一緒に暮らしていた時に料理・裁縫・着付け・お花だっりも手伝いながら教えてもらった事や家事をする姿を思い出しました
隅々に昔ながらの日本のお家の風景を感じて、お庭の植物や小道具からも懐かしく感じました
文子さんは拓磨と暮らし始め同じ大学に通う様になってから生き生きとしていて、私がとても嬉しい気持ちになったり、逆に拓磨だったら少し嫌だろうななどと思いながら拝見しました
本当に演技派な方達ばかりでアルバイト先での会話や等身大の大学生カップルの姿、母と子のケンカ、夫婦の何気ない日常全てがとても自然体だからこそ、誰もが感じる悩みや葛藤、温かな愛と幸せなどが表現されていて、所々でポロポロ泣いてしまいました
数式を解いていったラストはすごく幸せな気持ちになり嗚咽しそうになりながら泣いてしまいました
そしてエンディングのひらくを聴いて更に泣きました。大好きな楽曲で映画館で聴くのを楽しみにしていたからボロボロ泣きながら聴きました
当たり前に平凡でも暮らせていることや夢を持つことはとても幸せなことで、何気ないことを深く感謝しながら、誰かを思いやる優しい気持ちを持って生きていこうと思いました
素敵な作品を観ることができて本当に良かったです
関係ない事ですが、1つ席を空けて隣にいたおじさんが後半のシーンでもずっとポップコーンを食べていたことに、なんでだよ!と心の中で思ってましたw
ポップコーンを食べる方はもう少し周りに配慮してくれたらなと密かに思っています(届かぬ声)
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