「おじいちゃんのおばあちゃんへの無上の愛」富士山と、コーヒーと、しあわせの数式 ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
おじいちゃんのおばあちゃんへの無上の愛
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孫(豆原一成)の視点でおばあちゃん(市毛良枝)を巡るおじいちゃん(長塚京三)、
母親(酒井美紀)との家族の物語を描いている。
※おじいちゃんはすでに亡くなっているが、回想シーンあり
とにかくおばあちゃんを想うおじいちゃんの真心、おばあちゃんを見つめる目、
そして日頃の感謝の気持ちを自筆の絵葉書に込めているのだけれど、
この絵葉書を富士山五号目で結婚50周年の日に見ることを予定していたのだ。
それを孫with彼女(八木莉可子)・娘と一緒に見た時に、
おじいちゃんの無上の愛情を受け止めたおばあちゃん。
ここで私も涙腺崩壊だった。
孫もおばあちゃんとの一緒の時間を通じることで、
おばあちゃんが前向きな思考に変化したり、
母親も不仲だったおばあちゃんとちゃんと向き合ったり、
孫は孫で自分の進むべき道を、おばあちゃんに背中を押されたり、
おじいちゃんとおばあちゃんの関係性がよくわかった孫は、微妙な空気が流れていた
彼女へ率直な話ができるようになるという
なんと完璧な話なのだろうか。
孫を投資詐欺に陥れた先輩くらいが悪い奴で、他はみんないい人。
もう観ているこちらの心が洗われるくらいにいい人しか出てこない。
現実ではあり得ないのだけれど、それが映画世界だから成り立つし、
この作品を今週の観おさめとできたことは良かった。
明日から前を向いて頑張ろうかなと思えた作品。
※おじいちゃんのクイズ的な数式は、私はだいぶ後半でわかった
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