スプリングスティーン 孤独のハイウェイのレビュー・感想・評価
全126件中、41~60件目を表示
この時期のファンなもので
率直に言ってこの映画は、彼の音楽が好きで、多少なりとも生い立ちに陰のある人間や、鬱気質の人間こそ観るべき映画だと思います。それこそがブルースの望みで、エンタメ性を犠牲にしたのであれば、ネブラスカの精神を見事に映像化していると言えるかも知れません。
ブルースの自伝に書かれていた父親は、仕事から帰ると、床につくまで真っ暗な部屋の中で何もせずに座っている人、母親は社交的で人脈も生活力もある人、と描かれていたので、「あれっ?」と思いましたが、家族にまとわりつく沈鬱なイメージという点では、まあ似たようなものかと。
しかしブルースがスーサイドを聴いていたとは意外でした。あれを聴き続ける精神状態は、なかなか危険な感じがします。ライブでの躁状態と生来の鬱気質とのギャップから生じる自殺願望、それを緩和するには、パブリックイメージにも鬱気質を反映させるしかなかった、ということかなと解釈しました。
良かった点としては、やはり歌唱。マジで似てました。演技も素晴らしかったです。
あとヒロインが無駄に美人過ぎない点。音楽の趣味も良い。
父親役が醸し出す見事な不穏さ。
エンジニア用語満載のシーンもあるので、マニア向け感は拭えません。エコープレックスとかTEACとか、知らない人にとっては何のこっちゃ確実。やっぱり観る人を選びますね。
25-138
心打つ歌があるのだが、暑苦しい奴だと思ってた
成長するってこと - Growin' Up
高校生のころ、この映画で製作場面が描かれるアルバム『ネブラスカ』を買った。初めて聴いた時には、好きだった『ハングリー・ハート』や『ボーン・トゥ・ラン』のような曲からは、あまりに遠いこのアルバムの曲に頭を抱えた。
だけどアルバムは高校生には高い買い物なので、ちょっと無理しながら繰り返し聴いた。そうすると、だんだんとこのアルバムの持つ謎の魅力に引き込まれてしまって、愛聴盤とは言えないが、かなり好きなアルバムになった。
あれから43年。この映画を観て、なぜ高校生の心にも響くアルバムだったのか、その理由がわかったような気がする。
このアルバムの曲たちは、ブルース・スプリングスティーンの内面から自然にあふれ出た作品だ。それはまだまだ成熟しきれない幼いブルースの魂が、大人になるために産み出したなにかだったのだ。
当時彼は32歳で、高校生の僕からしたら大人の男で、成熟した大人の歌だと思い込んでいたのだ。それは僕の勘違いで、この歌は幼少期のトラウマに囚われている少年の魂の叫びだったのだ。だからこのアルバムが高校生の心にも、まっすぐに届いたのだろう。
ふと尾崎豊のことを思い出した。ブルース・スプリングスティーンのことが大好きだったはずの彼は、26歳で逝ってしまった。彼は大人になることは出来なかった。
ブルース・スプリングスティーンのファンではないと、少し退屈かもしれなけれど、誠実な青春映画の佳作だと思う。
憧れるけど、なりたくない、いや、なれない
やはり、「生みの苦しみ」だよね。アメリカのミュージックシーンは、数々の才能を生み出したのと同時にアーティストを苦しめてきた。過去のヒット作ほど煩わしいものはないよね。自分にとっては既に過ぎ去ったものなのに、世間はいつまでもしがみついてくるんだよね。クリエーターは常に「最新作が最高作」な訳だから。
自分自身を曝け出すっていうのは、怖いことなんだよね。しかも自分自身を切り売りしてる感じは純粋な音楽とは違うんじゃないかという不安と焦り。わかるなあ。一応自分も「モノ作り」だから
だから、ああいう世界というか生き方は憧れる一方でなりたくない、いや、なれない、が正解か。だってあれができるなら、一流になっているわけだしね。古今東西、音楽に限らず、文芸芸術で成功する人は多かれ少なかれ心をやられ、家庭を壊してしまうんだよね。つまり、「フツーじゃない」ってこと。
正直、スプリングスティーンと言えば、「ウィーアーザワールド」の独特なシャウトで存在感を示したことくらいしかしらないけどね。あの歌と声は、素晴らしいよ。
★5のつもりだったけど、ラストの畳み掛けが駆け足すぎたかな?って気がして。結構そこ、大事よ。今年1番色々と考えさせてくれた作品でした、個人的には。
2025年度劇場鑑賞49作品目(51回鑑賞)
見る人を選ぶ映画
「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」を見る。
スプリングスティーンは、70年代から活躍していて、一通りは聴いている。
「Born in the U.S.A.」の歌詞は、初めて読んだ時、こんな内容だったの、と驚いたものです。(アメリカ人は本当にあの歌詞を理解していないのか、今だに半信半疑)
で、映画ですが。
「ボス」と呼ばれている彼の内心が描かれているのだが、これは、危険です。
内容は重く、そして、暗い。
彼自身のどうしようもない衝動で作られたアルバム「ネブラスカ」。
これ、精神面で不安定な人が見たら、マズいことになりかねない。
興味深い内容ではあったが、そういう危険な映画は、個人的に避けたいと思っているので、採点は低め。
元気な時に見てください。
彼の事をもっと知りたい人向け
特にファンという訳では無いが80年代洋楽で彼に少なからず影響を受けているのでこの機会に見てみようと。映画はとても映像がきれいで雰囲気あって好み。ただストーリーはドキュメンタリータッチで特にエンタメ要素などは皆無、楽しい話でもないのでちょっと厳し目かな。
彼を知らない人がこの映画は見る事はほぼないと思うが、彼を大好きだったか、多少なりとも彼の人生を知りたい人向け映画。知らなかった事も知れて今回見て良かったが、なかなか辛い場面も多くその話が面白かったとも言いづらい所。
話がダークな分、もっと映画の半分位ライブ映像を挿入してもらえたらスッキリと十分楽しめたのになあとも思う。皮肉にも歌やライブ映像が流れた所はすごく気持ちが高ぶった。
眠い
冒頭から眠気に襲われ、最後まで続きました。
元々、それほどブルース・スプリングスティーンに思い入れは無く、ウィ・アー・ザ・ワールドをシャウトしている人という印象でした。しかし、エルトン・ジョンをモチーフにした「ロケット・マン」という別の映画は好きでしたので、今回もひょっとしたら?という思いで観たのでした。
物語は、成功を収めた後からのお話しでした。なので、カタルシスを感じる場面が無く、終始、暗い表情の主人公を観続けねばならず、こちら側もどんよりとした気持ちになリました。
結局、何が言いたかった映画なのか良く分かりませんでした。マネージャーにも、ガールフレンドにも、それほど魅力を感じませんでした。
最後、鬱病患者に向けて励ます意味も込めたかったならば、もっとハッキリと、主人公は鬱病に苦しんだと表現した方が良かったのでは?その辺、曖昧に描かれていましたよね?
地味だけど骨太 アーティストの孤独と苦闘を誠実に描いた良作 そう感じるのは私がブルース•スプリングスティーンに思い入れがないから?
ブルース•スプリングスティーンは私より7歳ほど年上で、この差は同時代的に聴くには割と恵まれた年齢差と言えるかもしれません。ということで、彼のヒットチューンがかかれば、それが彼のものだと識別できるぐらいには聴いてきたつもりです。まあでも、聴いてはきたけど、聴き込んできたわけでもなく、シングルもアルバムも購入したことはありません。その昔、大学を卒業して初めて就職した某大手企業の同期で同じ寮に住んでいたヤツが彼のファンで、そいつの部屋でアルバムを聴かせてもらった思い出があります。私のスプリングスティーンに抱くイメージはそいつと重なっていて、垢抜けないけど、気のいい田舎者のあんちゃんみたいな感じ。80年代の半ば頃には彼の『ボーン•イン•ザ•USA』が一種の「愛国ソング」みたいな扱いを受け、当時のロナルド•レーガン大統領の演説内で語られた、なんて話もありました(スプリングスティーンは激怒したそうですが)。まあ私にとってはこの40年近く敬して遠ざけてきたとも言えるミュージシャンで、特に思い入れとかはありません。
この映画を観た印象としては、あ、この人、やっぱりアーティストなんだな、ということです。彼のレコーディング方法に対するこだわりに創作者の矜持を感じました。彼は精神的に落ち込んで鬱病を発症したこともあったそうですが、彼の孤独と苦闘はよく描かれていたように思います。
あと、この映画のエンドロールに「亡き父ジェームズ•クーパーに捧げる」と献辞が出てくるように(そこにある名は脚本/監督をしたスコット•クーパーの父の名と思われます)、この映画は父と息子の物語でもあります。子供時代のブルースのエピソードが挿入されていますが、父親は「有害な男性性」の象徴みたいな男で、ブルースを頻繁に殴ったりもします。でも彼がミュージシャンとして成功した後はステージ後に優しく言葉をかけたりもします。このあたりの父と息子の関係性がうまく描かれているなと思いました。今となっては古き(良き)アメリカという感じもしますが(良きを括弧内に入れたのは有害な男性性を「良き」と呼ぶのに躊躇があったからです)。
この映画、地味と言えば、まあそうなんでしょうけど、アーティストの一側面を誠実に追った良作だと感じました。私がブルース•スプリングスティーンに思い入れがないから、そう感じたのかもしれません。彼のファンの方がどう感じたのかは気になるところです。上述したスプリングスティーン•ファンの同期のアイツはどう思ってるのかな? 残念ながら「去る者は日々に疎し」ってやつで、その某大手企業をかれこれ四半世紀前に辞めてしまった私には彼との連絡方法がわかりません。でも、昔のことが思い出せてちょっとほっこりしました。こういうのも映画を観る醍醐味のひとつなんでしょうね。
おそらく、あのアルバムの真意に近づけるのは父親だけなんだと思った
2025.11.19 字幕 イオンシネマ久御山
2025年のアメリカ映画(120分、G)
原作はウォーレン・ゼインズの著書『Deliver Me from Nowhere』
若きロックスター・ブルース・スプリングスティーンの「ネブラスカ」制作にまつわる物語を紡いだ伝記映画
監督&脚本はスコット・クーパー
原題の『Deliver Me from Nowhere』は、「居場所のない俺を救い出してくれ」という感じの意味
物語は、1957年のある日、酒場に入り浸っている父・ダグラス(スティーヴン・グレアム)を迎えにいく少年ブルース(マシュー・ペリカーノ、成人期:ジェレミー・アレン・ホワイト)が描かれて始まる
ブルースの母アデル(ギャビー・ホフマン)は、暴力的な夫に嫌気を差し、その都度夫婦喧嘩に発展していた
ブルースは怯えるように暮らしながらも、父のことを見捨てることはできなかった
それから24年後の1981年、ブルースはリバープントコロシアムにてコンサートを行い、ロックスターとしての知名度は日に日に増していた
マネージャーのジョン・ランダウ(ジェレミー・ストロング)は彼に休暇を与えたいと思っていたが、レコード会社の重役アル・テラー(デビッド・クロムホルツ)は「勢いは大事だ」と譲らなかった
その後、ブルースは地元の郊外に家を借りて、そこで新作の準備に取り掛かることになった
彼は友人でレコーディングエンジニアのマイク(ポール・ウォーター・ハウザー)の手を借りて機材を持ち込み、寝室をスタジオへと変えていく
そして、楽曲制作に取り組むことになったのだが、なかなか前には進めなかった
彼は愛読書のフラナリー・オコナーの作品集に目を通しながら、感性を磨き上げていく
そんな折、地元のライブハウスにて「Cats on a Smooth Surface」のライブにゲスト出演したブルースは、ライブ後にかつてのクラスメイトのジョーイ(ジェフ・アドラー)と再会を果たす
そして彼は、妹のフェイ(オデッサ・ヤング)を紹介し、彼女はダメ元でブルースに連絡先を渡すことになったのである
映画は、新作制作の過程を描き、特に「ネルラスカ」がどのように製作されたかを描いていく
そんな中で、ブルースは自分の過去にふれ、自身と父親との関係に心を蝕まれてしまう
「ネブラスカ」はチャールズ・スタークウェザーという男が起こした殺人事件を題材にした映画「Badlands(地獄の逃避行)」から着想を得た作品で、主に犯罪者目線の苦悩を歌ったものだった
古い音響機材を使用して録音された「ネブラスカ」は特別な楽曲として製作されることになり、一切の妥協を許さないものだった
ミキシングエンジニアのマット(ハリソン・スローン・ギルバートソン)たちが苦戦する中、映画のタイトルに着想を得た「U.S.A.に生まれて」はバンド演奏によって化けていく
だが、「ネブラスカ」だけは思うように行かず、最終的には「カセットをレコードにそのまま移し替える」という作業へと行き着いてしまうのである
ブルースのことをかなり知っている人向けの内容で、音楽の製作現場などに精通しているとアガると思う
だが、知らなくても「両親が与えた影響に悩む子どもの話」と見ることができるし、その印象の方が強い作品でもあるだろう
なので、音楽映画と言うよりはドラマ映画の要素の方が多いように思えた
個人的には世代がズレるのであまり知らなかったものの、映画の内容に置いていかれると言うことはなかった
劇中ではテレンス・マリックの「Badlands」がかなり強烈な引用をされていて、「The Night of the Hunter」と併せて、楽曲制作に多大な影響を与えていた
罪悪感を抱えた人々の心情を歌ったものであり、それはシングル化してラジオで流すと言うタイプの作品でもなかった
楽曲のタイトルは、当初は「スタークウェザー」としたものを「ネブラスカ」に変えている
これは事件が起きた場所(州)を意味する言葉だが、ブルースはスタークウェザー目線の楽曲を「He」から「I」に変えている
これは、この歌に登場するのが「自分である」と言う意思表示となっていて、さらに多くの人に同質のものがあると感じていたからだろう
あえて一人称にすることで自身の内面が掘り起こされることになり、それが彼自身を苦しめることになっていく
だが、周囲のサポートの末にアルバムは完成し、ブルースの意図を汲んだリリースが行われる
そして、そのアルバムは全米で3位と言う記録を叩き出し、ブルースの人気を不動のものに変えていったのである
いずれにせよ、ある程度知っていないとダメだと思うものの、そこまで専門的な知識は要らないように感じた
それ以前に映画がかなり鬱屈として暗い話になっていて、映画的な面白さを感じられるかどうかの方が気になってしまう
ストーリーは地味だし、何かしらが起こると言うこともないので、物語に興味を持つと言うのは難しく思える
それでも、創作者が創作物にどのような想いを思って、何を削っていくのかがわかると思うので、その点は重厚なドラマとして仕上がっている
ブルースがなぜスタークウェザーの事件に興味を持ち、それを楽曲に落とし込んで自分を重ねて疲弊していったのか、と言うのはよくわかると思うので、この映画を見終えた後にアルバム「ネブラスカ」を聴くと印象が変わるように思える
そう言った意味において、本作は優れた音楽映画として完成されているように思えた
「Born in the USA」なんて愛国者の歌と勘違いしてて、...
「Born in the USA」なんて愛国者の歌と勘違いしてて、ティーンエイジャーの頃は、今ひとつ好きになれなかった「ボス」
最近、誤解してた事を知り、改めて良い曲が多いことに気がついた・・。
そんなタイミングでの映画「スプリングスティーン」。観なきゃと映画館へ♪
観客少なし・・。革ジャンにバンダナのオニーサンや、ニット帽にジャラジャラな感じのオニーサン・・好きなんだろうなぁ・・「ボス」が♪な観客。若い人が観に来るのは良き良き♪
で・・パワフル、エネルギッシュなイメージだった「ボス」が、実はとても繊細で、壊れやすい感受性を持ったアーティストだった事を知る映画。
鬱病だと(今も)という事には驚きしかない・・。
「ボヘミアン・ラブソティ」のように、バンバン、ライブシーンがあるのかと期待しましたが、そうでもなかったです。
アメ車のエンジン音も素敵でした♪
素晴らしかった
『ネブラスカ』はビリージョエルの『ナイロンカーテン』と同時期に、同じく社会派の内容で比較されていて、『ネブラスカ』は会社の重役のように暗いだけでまるでいいと思えず『ナイロンカーテン』はよく聴いた。のちに『ネブラスカ』の中の『ハイウェイパトロールマン』を原作とした『インディアンランナー』を見てすごく感動して改めて『ネブラスカ』を聴いたがやはり全くピンと来なかった。それは歌詞に重点を置かれた楽曲だからで、歌詞カードをよく読みながら聴いていたら違ったかもしれない。今回は映画で、曲に合わあせて日本語訳の歌詞が流れるため、とてもよかった。
デモのカセットが音源だったとは思いもしなかった。しかも壊れたラジカセでミックスダウンの録音をしている。その味は再現不可能だ。
うつ病で苦しんでいたとは驚いた。陽気でタフなアメリカ男の代表みたいに思っていたら全く違って女遊びもしない。もしかしたら童貞なのかとすら思わせる。付き合っていたシングルマザーの扱いがひどい。両親にお金を渡して家まで買ってあげていたくらいなので、彼女にも大金を渡していたらきっといい感じでその後復縁もあり得たかもしれない。
マネージャーがすごい。全く搾取せず、ブルースの創作に寄り添っている。なんなら『ボーン・イン・ザ・USA』を『ネブラスカ』にねじ込んですべてを台無しにしてもおかしくなかった。その『ネブラスカ』が全米3位にまでなるとは、リスナーの理解度もすごい。アメリカロックカルチャーの豊かさを示している。
黒人がほとんど出てこない映画
なんというか今までのミュージシャン映画にあるサクセスストーリーで成り上がる様と内面の憂鬱を描くというありきたりに展開じゃなくて、
ブルースの内面の重さ、暗さをフルに描いた作品だった。
それを一気に爆発させたのがネブラスカだった
というフォーカスが良かったけど
ブルースの良さってそこじゃなくて
ディランに匹敵する詩の多重感とディランには無い圧倒的な歌唱性なんだけど
そこはあまり掘り下げない
伝記映画としてファンが知りたいのは
何故音楽を始めたのか
Eストリートって何なのか
デビューのきっかけは何なのか
それも触れてくれない
内容もずっと暗い
それと主人公があまり似てない(ケリー・フォン・エリックのときも似てなかった)
そして仕方がないことなんだけど、オリジナルの声量がすごすぎて、役者さんの演技では彼のパワフルな声量は出せないためトーンダウンさせてしまった感は否めない。
あとヒロインがブスで何故か子持ち
そして極め付きはエキストラも含めて黒人が全く出てこない(Eストリートバンドのサックスは除く)
80年代のアメリカって、もっと黒人いるよね?
ちょっとした違和感のズレが、ドンドン広がっていく感じでした
鈍重すぎて途中で眠くなったし
展開にメリハリもないので
星4はあげすぎかもしれない
ディラン映画が最高だっただけに、この仕上がりがBOSSファンとしては、納得いく出来ではなかった。
音楽が少ない、されど音楽映画
元々、僕は洋楽に余り興味がなかった。洋楽好きの友人に教わった曲をぽつぽつ聴くくらいだった。
そんな僕が現在もLIVEに足繁く通っている浜田省吾さんや小山卓治さん、当時よく聴いていた長渕剛さんや尾崎豊さんが共通して影響を受けた人物として紹介されていたブルース・スプリングスティーンという人を、ルーツを知る意味で聴き始めた。当然嵌った。原点だから当然だ。時に詩的で時に物語的、社会派だと思えば内省的。唯一、現在も聴き続けている海外アーティストだ。
そんな訳で、僕がブルースを聴き始めたのは、超絶ヒット作「Born in the U.S.A.」以降なんです。後追いでそれまでのアルバムを聴きました。
そして、大ヒットで完璧な「The River」の後にリリースしたのが「NEBRASKA」!その後に世界的ヒットしたロックアルバム「Born in the U.S.A.」この流れが何てカッコいいんだ!と思った。
後に、この映画で描かれている様な、本人の思いや葛藤があったと聞き、改めて好きになった!
そして、そんなマニアックな時期を映画にするなんて狂ってる!そして、何てファン泣かせ!!
しかも映画は音楽映画なのに、音楽シーンは少なく、BOSSの苦悩と憂鬱を中心に描く暗さ!
最高だ!!
そんな思いで楽しみにしていた映画、もう、ジェレミー・アレン・ホワイトがスプリングスティーンにしか見えないスゴさ!響き捲った!
しかし、スプリングスティーンのファン以外にこの映画は響くのか!?
是非感想を聞いてみたい!
そして、スプリングスティーン初心者には、どんな風に聴かれているかを知るのに映画「カセットテープ・ダイアリーズ」を観るのも良いかも知れない。
そちらも名作だ。
現在も勢力的に活動を続けているスプリングスティーン、是非、これ以降「Born in the USA」の世界的熱狂と誤解されたメッセージから「TUNNEL OF LOVE」に至るまでを、このスタッフ、キャストで観てみたい!
#孤独のハイウェイ
#スプリングスティーン
#スプリングスティーン孤独のハイウェイ
ブルース・スプリングスティーンの実像に違和感
ブルース・スプリングティーンと言えば「ダンシング・イン・ザ・ダーク」「明日なき暴走」「ハングリーハート」「ボーン・イン・ザ・USA」などのエネルギッシュでハイテンションなロックンロールナンバーを思い浮かべる。ギターを掻き鳴らしながら、あるいは軽快にステップを踏みながら歌い踊るライブ映像はエネルギッシュそのもの。それが僕にとってのブルース・スプリングスティーンなのである。しかし映画の中のブルースは違った。
「ハングリーハート」の大ヒットでスターへの階段を上り始めた若者ブルース。同じようなコンセプトの楽曲で一気にスターダムに上り詰めることを期待する周囲とは裏腹に、彼は次のアルバムのために内省的な歌を次から次へと作りその録音方法にも執拗に拘る。そこには僕の知っているロックンローラー、ブルース・スプリングスティーンの姿は皆無である。そしてロサンゼルスに移住し、まるで隠遁者のような生活を始める。一体何が起きたのか、理解が追いつかず僕は途方に暮れてしまった。これがあのブルース・スプリングスティーン?
考えてみればステージで見せるスターの姿はいわば虚像で、実像とのギャップに驚かされることはよくある。ブルースの場合、幼少期の両親との関係や長いこと鬱に苦しめられていた父から受け継いだ気質が影響していたのだろう。その辺りは丁寧に描かれていた。
ロックンロールスターの実像は僕のまったく知らないもので実に興味深いものだった。
「本人と間違えてしまう」
作品を知っていると、より胸に迫ります
10代の頃、少し背伸びして聴いていたスプリングスティーンの、世間に疑問を投げかけるような歌詞の背景に生い立ちが影響していたことがわかり、終盤は涙なしに見られませんでした…
父親では苦労したけど、マネージャーや友人の優しさや、スタッフのブルースの音楽への愛が深く、出逢いに恵まれていたのだなあとしみじみ…
ただ、なんだか、ディスコグラフィーを知ってるものとして話が進んでいる感じがあり、予備知識ないと映画の感慨が少なくなるかな?と思いました。
曲作りと半生とどっちに映画の比重を置くかは難しいと思うのですが、もう少し楽曲の世界観や魅力が伝わるストーリーにした方が良かったのでは?と思います。
本人がまだ存命である以上フィクションの部分はあまり作れないのでしょうね…
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
全126件中、41~60件目を表示












