「アーティストの内面を描く私小説の様な映画でした」スプリングスティーン 孤独のハイウェイ koma komaさんの映画レビュー(感想・評価)
アーティストの内面を描く私小説の様な映画でした
ボヘミアンラプソディの様な映画を期待して行ったらガッカリするでしょう、そう言う映画では有りません
ボスの曲は訳詞を調べて読めば分かるんですが元々内省的な詩が多く、特にBorn in the USAの曲のイメージで語られる事で凄まじく勘違いされてる人なんですよね。
自分は宇多丸さんのラジオで町山さんが"誤解されているボスの詞の世界を解説する"と言う特集でその自らの内面を詩にするボスの姿を知ったのですが
この映画はアーティスト本人のその背景、内面を描く私小説の様な映画です
全編ワザとハジけない造りになっていて、その誤解から開放させて欲しいと言うボスの必死の訴えの様で見ていてキツい面も有りました
予備知識抜きでは厳しい映画かな?出来ればネットに転がっている訳詞等を読んでから鑑賞するのがオススメです
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