水の中で深呼吸のレビュー・感想・評価
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驚異の高校1年生石川瑠華
水泳部に所属する高校1年生の葵は、2年生からの嫌がらせに耐えながら、黙々と練習に打ち込む日々を送っていた。そんな彼女は、同級生の女子水泳部員の日菜にひかれる気持ちを持っていたが誰にも言えずにいた。ある日、2年生から日菜への嫌がらせに我慢ならなくなった葵がついに反抗し、1年生と2年生で水泳のリレー勝負をすることになった。実力不足の1年生は圧倒的に不利な状況で、葵は同級生から批判され、日菜をも困らせた。葵は幼なじみで同じ水泳部の昌樹に励まされ、昌樹に対しても友情以上の感情が芽生えてきた。同性との友情、異性への恋愛感情、部活の先輩との関係などが交錯する高校生の話。
なんてことない高校生の話だけど、葵役の石川瑠華、日菜役の中島瑠菜が何とも言えず良い。
特に石川瑠華がちゃんと高校1年生に見えるから驚異。中島瑠菜より10歳も上の28歳(撮影時は26歳か27歳かも)なのに、全く違和感がなかった。
ちょっとレズ気が有ったり、しっかり恋愛感情が芽生えたり、思春期だなぁ、と感じる。
リレーのラストを泳いだ先輩役の女優はカッコよかった。
どう見ても16歳の石川瑠華さんの輝き
共感はしました
自分自身も同性の人を恋愛的に好きになったことがあるので、他の人と仲良さそうにしているのを見てモヤモヤしたり、女の子らしい服装を着ることや人から「女の子なんだから」と言われることに抵抗があったりして、主人公の男なのか女なのか、友情なのか恋愛なのかという曖昧なものに対して葛藤する姿には深く共感しました。
余談かもしれませんが、特に中島瑠菜さんの雰囲気は、同性に恋されていそうな感じでキャスティングの解像度は非常に高かったと思います。
評価は2.5をつけました。2年の先輩と勝負をすること、それぞれの恋に向き合うことの2つが主に描かれていたと思うのですが、タイトルと結末を結びつけることがすごく難しく感じました。
水は、水泳を表していていろいろあるけど水泳や水泳をしている仲間たちの中では落ち着いて深呼吸ができるという意味なのか、水という本来であれば苦しいところでも根気強く向き合ってはやく呼吸はしなくてもいいから静かに深呼吸するという意味で悩みの中でも自分のペースで向き合うということを表現したかったのか分かりませんでした。1時間くらいの映画だったのでもう少し長ければわかったのかもしれませんが。。。
高校生特有の、特に同じ悩みを抱えた人にとっては共感できる素敵な作品だと思いました。
男子部員少ない
なんだか薄っぺらい作品ですねぇ
大好きな女優、石川瑠華さん主演ということで鑑賞です。
監督のトークショー付きの上映会でした。
テーマの背景にあるのは「LGBTQ+」と「あいまいさ」
なかなかの大きなテーマでした。
監督曰くエンタメ要素を織り交ぜながら描きたかったとのこと。
(正確でなかったらすみません)
価値観のあいまいさ、感情のあいまいさ、性別的感情のあいまいさ
成長過程の人間のあいまいさ、自分自身のあいまいさ、そして危うさ
それらをどう描いてくれていたのか?を振り返ってみましたが、
物足りなかったなぁという印象でした。
なんだろ?ステレオタイプがずらっと並んで、それぞれが
群像劇やっていったい何を言いたかったんだろう?描きたかったんだろう?
エンタメを盛り込もうと努力して結局は薄っぺらい話になっちゃったって
とこなのでは?
ヤリチン被害者同盟の話なんて見たくなかったです。
そんなわかりやすい話・・・失笑ですよ。
あの1年生たちの葛藤をもっともっと掘り下げて描くべきだったのでは
ないでしょうか?
そこにこそ描くべきあいまいさや、水の中で深呼吸の意味も、
クライマックスのエースの女性のスタート前のセリフも
ぐっとくるってもんではないでしょうか?
あ、女優さんたちの演技は素晴らしかったです。
出演された皆さんの今後の出演作はチェックさせていただきます。
高校を舞台にした群像劇
石川瑠華さんの高校一年生が弾けた
水の呼吸自由形クロール 地上なのに苦しい
ちょっとイジメっぽい胸クソ悪い展開から始まったけど最後上手くまとまってよかった
でも2年生だって去年は先輩の嫌がらせに耐えてたんだから文句は顧問か学校に言いましょう
広陵高校みたいに根っ子から腐ってたらダメだけど
いろいろと問題あったけど友達とわちゃわちゃやってて見てて楽しかった
舞台挨拶の石川瑠華さんはかわいかった
石川瑠華さんの演技は中々善き
涼やかなプールの映像と息苦しい若さの熱
爽やか涼やか青春ものかと思っていたら、ぐちゃぐちゃな恋愛映画で面食らう。男は1人だけがモテモテのクズであとはモブ。女の子たちは性のにおいは感じないんだけど、達観してる1人を除いてみんな発情、notウブ。
狭いど田舎で何やってんだかって、地方のど田舎出身者として、苦笑いを禁じ得ず。水泳部ってそういうものなの?って、北国育ちでプールの授業経験がほとんどない自分は、偏見を持ってしまいそう。
プールの映像はこの暑い夏の涼にはなったけど…若さという熱にやられた感が強く残った作品。
俳優さんたちはほとんど知らない子たち。演技は自然でそれぞれがこっそり抱えた思いや抱えきれない思いを上手く表現してると感じました。
レースシーンは、意外なくらい泳ぎがしっかりしていて、みんな経験者なのか吹き替えなのかは気になるところ。てっきりフリースタイルの4継と思ってたのに、メドレーリレーってのには驚きました・笑(そこ?)
買い食いで食パンの耳は上級者
同学年の水泳部員にして友人にトキメイてしまったことでジェンダーアイデンティティに悩み始めたJKの話。
いつも仲の良い同級生とプールで手を取り合った際にあれ?となり、先輩に責められている彼女を前にして黙っていられず巻き起こっていく。
一応スポーツが題材になってはいるし、序盤から1年対2年の流れにはなっているけれど、この尺で勝負まで見せるのか?と思わせるスポ根感のなさで、あくまでもメインは恋愛か友達かという揺れ動く若者のお話しってことですね。
その恋愛もクソ男含む前へならえで交わらないのがわかっている三角関係+1の恋愛模様だしw
なんだかんだドロドロにならないぐらいで収まるのは呆気なさも感じたけれど、キャプテンがしっかり締めてくれたし青春映画だしということで。
昨日の公開初日舞台挨拶付きで観ました。 夜8時40分の回で満席。 ...
昨日の公開初日舞台挨拶付きで観ました。
夜8時40分の回で満席。
高校生青春群像ものですが、中高年の客が殆どでした。
小さな子供連れの方もいましたが、性的なシーンもあって、それはどうだっただろうと気になりました。
高校生青春群像ものはよく観ます。
今作もそんな感じで、ほのぼのと可愛らしく後味よく観ました。
部を辞めた子に対して言う「もう仲間じゃないけど、友達」というフレーズは良かったです。
みんな水着にキャップで、ファンの方なら分かるでしょうが、最初は誰が誰だか分からなかったです。
舞台挨拶は好んで行きますが、大体において段取りや進行がよろしくないことが多いです。
なぜだろう、もったいないですね。
昨日も一人一言に際して「役名は省いて結構です」と言われてましたが、上記のほか撮影から2年ほど経っているということもあって生で見る俳優さんが作品の中と違っている方も多く、役名は紹介してほしかったです。
昨日は大勢で時間もなかったので仕方なかったかと思いますが。
水泳のシーンは結構ちゃんとしていて、吹替なのか経験者が集められたのか、特に石川さんと中島さんが仰向けで泳ぐ(浮かぶ)シーンは美しく、皆さん努力したのか裏話なども聞きたかったです。
でも皆さんが和気あいあいとして楽しそうだったのは良かったです。
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