「こういう素敵な作品との出会いがあるから映画を観るのはやめられない!」トリツカレ男 AZUさんの映画レビュー(感想・評価)
こういう素敵な作品との出会いがあるから映画を観るのはやめられない!
私は過去、キャラクターデザインが好みではないからと、映画館では見なかった作品がある。
しかしその作品が、ある賞を受賞した。
じゃあ試しに配信で見てみるかと見てみたら、驚くほど素晴らしい作品だった。なんなら嫌悪感まであったキャラクターデザインが、見終わる頃には何も感じなくなっていた。むしろ作品の世界観とマッチしていた。
私はその時、なんで映画館で見なかったんだろうと後悔した。
それと同時に、キャラクターデザインは作品の一部ではあって、全てではないと気付いた。
中身も知らずに見た目で判断することで、素敵な作品と出会えるチャンスを自ら狭めていたんだなと知った。
この経験から、私は映画こそ、百聞は一見にしかずだと思い、まずは見て判断することにしている。
前置きが長くなりましたが…
つまり、あの時の私、ありがとう。
そのおかげで、私はこの作品と出会うことができました。
あたたかくて、でも苦しくて、最後は涙が溢れてしまう、そんな素敵な作品だった。
切り絵絵本のようなキャラクターデザインは、確かに今の人気アニメ映画と比べると、見劣りしてしまうかもしれない。
けれど鑑賞してから思うのは、この作品にはこのキャラクターデザインがピッタリだということ。
子供向けかと思いきや、そんなことも全くなかった。
作品の中でキャラクターたちが放つ言葉が、私には刺さるものが多くて、自分を肯定してくれたような、頑張れと背中を押されたような気持ちで映画館を後にできた。
百聞は一見にしかず
どうか少しでも気になったら、映画館で見ていただきたい作品です。
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