「思ったことは2つです」金髪 ウルスアベイユさんの映画レビュー(感想・評価)
思ったことは2つです
先日、古厩智之監督の「まぶだち」という古い作品を観る機会がありました。小学生の話なんですが監督の半自伝らしいので設定は多分1970年代後半かその辺り。メインになる教師が出てくるんですが、主人公の少年を連れて親が学校に来て深々と教師に頭を下げてました。昭和あるあるだと思いましたが、本作、やっぱり岩田さんは玉季ちゃんの親に深々と頭を下げてました。時代が変わったんです、教師の立ち位置は難しいんですね。
予想の遥か上を行く真面目な作品でした。いろいろなテーマが入っていて中々の力作、でも映画的な盛り上がりは少々欠けるかなとも思いました。お客さんも入ってなかったです(平日の夕方の回、近所のイオンで2人)。
思ったことは2つです。
①白鳥玉季ちゃんは「アウトアウト」でエンケンさんとのバディを演じていてそれは見事で凄い子役だと記憶しました。「流浪の月」とか「アイミタガイ」とか、不思議と出演作を観てましてファンです。ミッチーさんとのドラマではすっかり大人っぽいというか、可愛らしく成長されたなと思ってました。今作も実は白鳥玉季ちゃんが出てなければ多分観てません。これからの出演を楽しみにしています。
②高校生の時の進路選択で、教師を真っ先に外したことは今でも鮮明に覚えています。今作を観て、改めて間違っていなかったと確信しました。
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