劇場公開日 2025年10月24日

ミーツ・ザ・ワールドのレビュー・感想・評価

全108件中、81~100件目を表示

5.0杉咲花の食いっぷりが素晴らしい

2025年10月25日
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鑑賞方法:映画館

杉咲花はめちゃくちゃ演技が上手いが食いっぷりも素晴らしい。ドラマ「アンメット」で焼き肉丼を大きく口を開け頬張る姿がかなり好きだったが、この映画でも泣きじゃくりながらラーメンの麺を大量に口に入れる姿が凄く良かったし、大阪の焼肉屋で推しキャラのセリフを叫びながら食ってるところもとっても頼もしかった。きっとこの映画は「生きることは食べること」とでも言いたいのだろうと思う、。
彼女が演じる由嘉里は27歳で仕事と趣味だけで生きていくことを疑問に思い婚活をはじめた矢先、合コンで「腐女子」であることを一緒に行った同僚に暴露され打ちひしがれ酔いつぶれていたところをライに助けられ、奇妙な同居生活をすることになった。由嘉里とは全く違う世界に居るライなのだが、最初に自分を見つめてくれた時の眼差しと差し出してくれた手に惹かれたからだ。歌舞伎町が舞台となってるが基本、悪い人間は登場しない(アサヒを刺した客は悪い人間とは違う)ライもアサヒもユキもオシン(BARの店主)も皆、心根が優しい。ライはキャバ嬢でアサヒはホストをしているがそのお店の仕事場の画像は出てこない(物語の本質とズレるから不用なのだ)。だから嫌な場面が出てくることを心配することはない。心配なのは死にたい願望があるライの安否だけだ。由嘉里はアサヒを連れ大阪にライの元カレを探しに行ったが辛い現実を知る。ラストでその元カレ(何と声だけ出演の菅田将暉)からかかってきた電話に由嘉里がいつもの早口で泣きじゃくりながら話すシーンは前後のシチュエーションも含めかなり秀逸だった(一気にこの映画が愛おしくなる)。
調べたら、「腐女子」とは、男性同士の恋愛を描いた作品(ボーイズラブ、BL)を好む女性のこと。自虐的に「(趣味が)腐っている」と表現したことから生まれた言葉で、「婦女子」をもじったものとのこと。又劇中のアニメ「ミート・イズ・マイン」は金原ひとみの原作どうり、焼肉の部位が擬人化されたキャラクターが登場する架空の作品でこの映画の為に本格的に作りこんだと言う。監督をはじめスタッフの映画作りの情熱が素晴らしいと思います。
あと、ライ役の南琴奈。透明感のある落ち着いた演技が良かったです。
公開したばかりで皆さんの評価はまだよくわかりませんが、私はかなり刺さりました。
今期上位にランクできます、。

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アベちゃん

4.0浮遊する腐女子

2025年10月25日
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定まらない水の中のような歌舞伎町を浮草のように浮遊する人々。
定まりたくはないが、どこかにあるかもしれない自己の存在意義を探して彷徨う。

杉咲花の食いっぷり、南琴奈の美人薄命さ、板垣李光人のチャラさ、蒼井優の作家感、渋川清彦のゴールデン街のマスターぶり、筒井真理子のめんどくさい母親、どれもこれもびったりハマっていて観飽きなかった。

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し

2.5たこ焼き味

2025年10月25日
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悲しい

幸せ

「ミート・イズ・マイン」というマンガが大好きなアニメ・マンガヲタにして腐女子が、27歳になり生き方に迷子になり、違う世界をみる話。

婚活という名の合コン帰り、酔って道端で座り込んでいたらキレイなおねいさんに話しかけられ、あなたみたいな顔に産まれたかったー、からの300万あればなれんじゃね?300万あげるよ、と始まっていく。

自分はもうすぐ死ぬ様なことを仄めかしつつ、由嘉里の心情を全てわかっているかの様な振る舞いをみせるライの影響で、今まで知らなかった世界を知り、人を知り、生き方を知り、メンヘラ女子が自己肯定感を取り戻すお話しってことですね。

そして結局ライは良くわからなかったけど、それが良かったってことですかね。

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Bacchus

3.0歌舞伎町

2025年10月25日
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鑑賞方法:映画館

前日「愚かなる身分」を鑑賞し歌舞伎町の怖い人たちを見て、今日は歌舞伎町のホッコリする人たちを見た。
これがリアルな風景やとすると、どちらも凡人の俺には難しい生活やなと。

杉咲花ちゃんの大きい一口と鼻水大洪水が印象に残る作品やった

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灼熱のアッザム・リーダー

5.0死にたいと生きて欲しい

2025年10月25日
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鑑賞方法:映画館

私は小学生高学年の時にクラスほぼ全員から無視されるというイジメを受けていた。その時の担任がホームルームで、なぜ私をいじめるのか?という内容で話し合いを開いた。それから30年以上経つが、自分自身は死んだ方が良い人間だと思っているし、ふとした瞬間に死にたいが付きまとってくる。
そんな私を支えてくれているのはクリープハイプの音楽だ。
さて映画の話に戻るとライの死に対する気持ちも分かるし、ゆかりの生きていて欲しい気持ちも分かる。生きていて欲しいを押し付けられる人の気持ちについて、この映画を観て初めて考えた。今まで考えたことなかった。
それにしても杉咲花はすごい。作品の選び方も、そこで見せる生と死の体現も、食べている姿も素晴らしい。そして今回、推しを語る時のキラキラした目も早口もたまらない。
杉咲花が出ているなら、間違いないと映画を観る基準にもなると思う。
チラホラ松居監督ならではの俳優が出ていて嬉しくなる。
クリープハイプの主題歌は映画を観る前に聴くのと、エンディングで流れてくるのでは全く違う。
生きづらさを感じているとは違うかもしれないが、自分は今のままではいけないのではないかと思っている人、全員に届いて欲しい。

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みさこ

4.0肯定して、受け入れ包み込んでくれる環境の大切さ。

2025年10月25日
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肯定して、受け入れ包み込んでくれる環境の大切さ。
多様性、多様性、多様性と都合良く言われているが、許容が少ない時代。ぜんぜん優しくない時代。
そんな今の時代を前向きに描いてくれている作品。
役者陣の演技、歌舞伎町というシチュエーションを観ているだけで十分楽しい。

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モトコ

3.0南琴奈さん

2025年10月25日
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悲しい

知的

幸せ

の演技がとても良かったです😎

他の俳優陣も良かった😀

ただ、ストーリーが私には刺さらなかった笑笑

終わり方もよくわからなかったし。

まあパンフレットみて、想像したりして楽しむか😀

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コタロー

3.5⭐︎3.7 / 5.0

2025年10月25日
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10月24日(金) @映画館
ミーツ・ザ・ワールド
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「ただ何となく生きている自分」に謎の罪悪感を抱いていた記憶が甦る😌杉咲花の食べっぷりとライ役の南琴奈を堪能する映画!
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まー。

5.0原作を読んで理解度アップ!

2025年10月25日
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いや〜よかったですね。
杉咲花の演技がサイコーっすね。
原作を読んでない方は是非読んでいただきたい。
Audibleで聞いてもらってもOK。
ユキの過去話なんかはもっと地獄を感じますね。
由嘉里のライへ対する想いも解像度が上がりますね。

映画と原作両方堪能して更にこの作品が好きになります。

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ヒデキング

3.5どこにでもいる「わたし」と出会う

2025年10月24日
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27歳アニオタ、一昨年父親を亡くして婚活中

主人公のユカリはまさに数年前のわたしと同じでした。
漠然としたこのままではいけない、という思いの中にはきっと親を安心させたいとか、幸せな姿を見せたいとか、そんな思いもあったのではないかと想像してしまいます。
特に興味も無く顔も覚えてない相手とのやり取りにドギマギしたり、つまらない食事の後の友達との時間の楽しさに婚活の時間の無駄さを感じたり、
出会ってないだけとか周りは言うけど、体質に合わないだけだと思う。

そして、漠然と死にたい、自分はすぐに死ぬと思っているライも、わたしでした。
そう思うように至る経緯はきっと人それぞれあるのだろうけれど、生きる希望が無いとか、楽しくないとか、辛いことがあるとか、そんな事じゃなくて、ただ人生という生活を長く送る気が無いだけで、ユキさんが言ってた雨水が飛び跳ねた時とかそんな時に死にたいとか思うわけじゃなくて、何となく、車に轢かれるかもとか、知らない人に刺されるかもとか、何故か考えてしまう、何故かいつも死を意識してしまう、そんな私をライを見ながら思いました。

同じようにユカリはライの中にライはユカリの中に、自分を見ていたのかな、そしてお互いの幸せを願いあっていたんじゃないかな、そんな風に思い合える相手が居れば、恋人も、結婚も、そんなに重要なことじゃないでしょ?

心が悲しい時は温かいものを食べなさいって差し出して慰めてくれる人が旦那や恋人や親である必要はないでしょ?

そんな答えを出してくれる映画だと感じて、
もうとっくに結婚願望など無くして1人を楽しんで1人で居ることが好きだと気付いて暮らしている私を少し認めてもらえたようで嬉しくなる。
わたしの人生を認めてもらえた気持ちになれる映画でした。

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ちれ

3.0つまらなくはないのだが

2025年10月24日
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ところどころクスッと笑わせてくれるも、
結局オチがないストーリー。。

南琴奈が魅力的。今後の活躍が楽しみ!

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SHO

3.0杉咲花

2025年10月24日
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ライに助けられた。

ライが消えた。

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完

4.0ココロが壊れる音が聴こえて‼️❓どんなスピードで追いかけたら‼️❓また君と巡り逢えるだろう‼️❓

2025年10月24日
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原作を何度も読んで、杉咲花とリヒトしか映画化はありえないと感じた。アニメオタクの銀行女子行員とホストとキャバ嬢の物語なのに会話が深い、軽そうで、人生の深淵を感じる。
キャバ嬢が感動したドラマ、天文学クラブの女子高生、オーディションで選ばれたらしいが、原作そのまんまだ。会話は、原作のものが全て出てきたと感じた、全てのシーンが出てきた、原作の全てが網羅されてた何もたさない何も引かない、原作そのものの映画でした。
会話で感じる人生観は全ての人の生きる糧になると思う、凄い映画、是非。

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アサシン5

4.0優しい人達のお話

2025年10月24日
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癒される

人を見た目で判断しない、自分の事を認めてあげる、結局自分の為だとしても、人の為に行動が起こせる、そんな事を、押しつけないで伝えてくれてると感じた。新宿のイメージも変わった気がする。

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カジ

4.0杉咲花さいこう!

2025年10月24日
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生きることや誰かに惚れることに何か意味があると思い込んでしまうのが不幸の始まりだったり、よかれと思って幸福観を押し付ける(あの面倒臭い母親!)ことが相手を追い詰めたり、シャワーはぬるめの方が気持ちよかったり、色々気付けて良かったね。
久しぶりに塩タンにレモン搾って食べたくなった。

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ひろちゃんのカレシ

3.0EDがこの作品の全て

2025年10月24日
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歌舞伎町で流れていく平坦な時間をなんとなく流して見てしまった…?様な作品。
2人の違う世界観がひょんなことから交わって終わるだけの映画。

事件と言えば板垣李光人が入院するくらい。
山場を見いだせなかった俺の感性のなさに涙(笑)
面白くするなら離婚の一悶着や想い続ける者たちのジレンマなんかを入れて欲しかったです。

原作読んでたらまだ違ったんだろうけど人には薦めない。

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REGZA521

2.0心に刺さらなかった

2025年10月24日
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鑑賞方法:映画館

金原ひとみの同名小説の映画化。
BL漫画オタクの腐女子が、歌舞伎町のキャバクラ嬢のマンションで同居することになり……、という話。
キャバ嬢、ホスト、バーのマスターなど、出てくる人がみなイイヒトばかりで、話に厚みがなく、全く心に刺さらなかった。
杉咲花はその演技力で大好きな俳優だが、今回ばかりはその演技がうるさく、ウザかった。

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ファランドル

3.5感化されていたのは、オタク女子じゃなくて、周りの人たちかも?

2025年10月24日
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鑑賞方法:映画館

オタク女子って、全然珍しくもないし、普通だし、
キャバ嬢に出会って、そんなに人生感が変わるものなの?
と思いながら観ていました。

しかも、キャバ嬢のほうが、ちょっと、ややこしいキャラ設定で、
オタク女子が、そんなに感化されるようなこともなかったような・・・

どちらかというと、周りがオタク女子に感化されていた感じです。

ということで、ストーリー的には、あまり響く点もなかったです。
同じ金原ひとみさん原作でも、「蛇にピアス」を観た時は、衝撃がありましたけど、
それだけ時代が優しくなったってことですかね?

杉咲花さんはじめ、出演者の皆さんは、良かったです。

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GF

3.5生きること

2025年10月24日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

新宿で行き交う生と死、生きることと死ぬこと、根本的な価値観の違いを何とか分かろうと、分かってもらおうとする物語。
人との関わりが希薄なようで深く、幸せの定義を探す旅のようなお話。
演者がみんな自然で最初っから思いっきり入り込んでしまった。杉咲花やっぱいいなぁ♪
エンドロールに菅田将暉。
ん? 菅田将暉?

凄く面白かったです。

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chitto
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