「タイトルが思いつかない」ミーツ・ザ・ワールド tktさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルが思いつかない
映画観終わって、今年一好きな邦画であると決まったのに感想が書けない。
自分の記憶にある経験、思い、迷い、思い出が炙り出され結局はどんな映画なんだっけ?と語りきれずにいます。
登場する様々な人物に思いや事情があって、それでもって嫌な奴が1人も出てこない。由嘉里の母親も一見は、嫌な奴風ですが子を持つ身としては、痛いほどわかる。
親も子を思い通りにしようとしていた。由嘉里もライを生かそうとしていた。思いの一方通行は、恋愛、母性や父性どの感情を持ち出しても、共通していて。
親子の話し合いの場面でも、別れ話をしている様に観えてきて。こうやって子離れするのかと思うと、かなり寂しくなりました。
人との出会いに別れがあったとしても、思い出となってその人の一部となり、また出会いと別れを繰り返していく。
ライとの出会いがあったからこそ、また新たな出会いがあり。好きな人と真剣に向き合ったからこそ、自己開示が出来て、自分を見つめ直す事が出来て。とても素敵なことだなと思いました。
最後は、全く恋愛に繋がらなそうな二人が良くて。異性愛同性愛むしろ作品愛でも良い!
枠に嵌めない、好きの感情が沢山詰まった作品でした。
泣きながら飯食べれるアンタは強いよ。
ここで終わっても、良い映画!
続きが始まり、あ!ここで終わっても好きな映画!
いやいや続きが始まり、ここで終わったらサイコー!
で、終わりな映画でした。
(なんとか書けた)
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