「公開タイミングに運がなかった」ミーツ・ザ・ワールド minavoさんの映画レビュー(感想・評価)
公開タイミングに運がなかった
事故案件。
原因はわからないが、みさせられてるものから推測すると、なんらかの事故があったとしか思えない。結果、作り手側と役者の力量の差がものすごいことになっている。
物語は、恋愛の経験がないオタク少女が新宿でキャバ嬢やホストに出会って外交的になる、という話。
いつの話かと思う。今時のキャバ嬢のことを知らなすぎる。腐女子だからマウントとれるとか描写が古くさすぎる。
1979年ワールドツアーのヴァンヘイレンTシャツ、旧モデルのセブンスター、プレステ2など映す。だけど、スマホもSNSもある世界線。何かファンタジー的な仕掛けがあるのかと思いきや、何もない。
こういう映画でお決まりのセリフによる作り手の心情吐露がきましたよ。
「実験だった」
何の実験なのだろう?
オタク、腐女子が揶揄された2000年代。今や日本の対外輸出産業で、自動車に次いで、2位がコミック、アニメ、ゲームなどのコンテンツ産業。ダウンロードコンテンツなら関税を払う必要もないのが強みだ。
腐女子の大臣が爆誕したこのタイミングでの公開は運が悪かった。
👉調べたら原作が2022年。時代錯誤感が甚だしい設定に対して、映画ではレトロアイテムを散りばめて、作り手が弁明してるように思えた。原作から逸脱できない現場だったのか、おつかれさまでしたと言うしかない。
こんなに気前が良くて、人のいいキャバ嬢なんて、あまりにも非現実的だし、腐女子にしたって、人前であんなに大袈裟なことをするのは、めったにいないでしょう。
原作者の金原ひとみが、現実をあまり見ることもなく、頭の中で考え出した人たちのように思えました。
それを演じる俳優たちは、その演技がどうしても嘘っぽく見えてしまうことになって、お気の毒でした。
コメントありがとうございます😊
Tシャツは監督の私物ですかね?2回も映す意味がわかりませんでした。
腐女子と言っても普通のアニメの同人買ってるくらいですよね。20年前の話かと思いました。
共感ありがとうございます。
ヴァンヘイレンはビンテージかなとちょっと思いました。
腐女子は今もネタだと思います。発狂して大声でまくし立てる人は難しいです。静かにしてる人だったらやぶさかではありません。
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