ROPEのレビュー・感想・評価
全2件を表示
臍帯を鼻毛バサミで切ったアナタが憎い!
この映画はクラウドファンディングで資金を集めた日芸のOB.OGによる映画みたいです。
新宿武蔵野館の喫煙ルームで知りました😎
いかにも学生さんが作った映画で、ストーリー展開など、いろいろと突っ込みどころ満載ですが、なかでも芋生悠さんがトイレで新生児を産み落とし、便器の外にしゃがみ込んで泣きながら臍帯をアメニティバックから取り出した鼻毛バサミでチョキチョキする場面がクライマックスでした。
芸能事務所には属さずに、これまで共演してきた俳優たちや製作人との交流を大切にして、新しい映像表現にトライしている芋生さん。
新作映画のために髪をバッサリショートにしてしまわれていて、テアトル新宿でサインをいただいたときにはショックでした。
芋生悠のショートボブがとても好きなんです。
芋生様に金属バットでボコボコにされて、首に太い麻のロープを巻かれて、世田谷区赤堤の薄暗い高級住宅街を曳き廻しててもらえたら、最高にシアワセ🤩
へその緒が胎児の首にぐるぐる巻き付いて、死産になってしまうこともあるらしいですよ。
監督知ってた?
タイトロープ、ガイドロープ
芋生悠に倉悠貴、前田旺志郎、中尾有伽、そして個人的には何より安野澄を目当てに鑑賞。
曾祖父の代から成功を目の前に亡くなってることで、明るい未来を描けない男の話。
この主人公のクズっぽさがなかなかで、なのにやたら周りからは助けてもらえてて、よく分からん。
たまたま見かけた暴行犯が尋ね人で、謝礼が10万円で、被害者の職場がすぐ分かり、その彼女の家に住んでました…
う〜ん、いくらなんでもご都合が過ぎるような。
聡はわざわざ自宅バレしてまで車で移動したけど、その後の描写的にはめちゃくちゃ近そうだよね。
結局ナビと逆に曲がったのは何だった?
年頃の男女が密室に2人きりというシチュエーションが多いのも気になった。
翠が軽く言及するが、“異性”というより“初対面”を問題視してたし、修二の家にも平気で泊まったり。
妊娠した経緯も、堕胎すら選ばず「産んで殺した」理由も判然としないから、心理も読めない。
インサートのタイミング的に結は修二の元カノっぽいけど、納得するような、違和感が増すような…
聡と貴子のカップルや翠は前向きな変化も望めそうだけど、修二は?
10万円なんて家賃や光熱費や借金を払ったら一瞬で消えるだろうし、“呪い”を振り切る何があったでもなし。
不眠症も特に活きておらず、貼り紙男や放火未遂男、バーのトイレの貼り紙なども意味あった?
なんだか取り留めがなかった印象。
貴子が翠に「バットどっから出したの」と訊いた時、「背中からかな?」と思ったがそんなことはなかった。
全2件を表示

